AutoCADで作成したポリラインの四角形を、作成後に数値入力で正確にサイズ変更したい場合、ストレッチや尺度機能だけでなく、寸法を指定してリサイズする方法もあります。この記事では、初心者向けに四角形のサイズ変更手順を解説します。
ストレッチコマンドを使う方法
最も一般的な方法は、STRETCH(ストレッチ)コマンドです。対象の辺や頂点を選択して、基準点を指定後に距離を入力することで、正確なサイズ変更が可能です。
注意点として、選択する範囲を正しく設定しないと意図しない部分が伸縮してしまうため、ウィンドウ選択で必要な頂点のみ選択してください。
尺度(SCALE)コマンドで拡大・縮小
SCALEコマンドを使うと、基準点を中心に全体を比率で拡大・縮小できます。例えば1000×1000の四角形を1200×1600にする場合、X方向とY方向で異なる比率を適用する必要があるため、通常のSCALEコマンドだけでは正確に変更できません。
その場合、非等比拡大を許可するスケール変形やストレッチの併用が必要です。
数値入力で正確にサイズ変更する方法
AutoCADには寸法変更用のプロパティ編集があります。オブジェクトを選択し、右クリック→プロパティで幅(Width)や高さ(Height)を直接入力することで、正確なサイズに変更可能です。
この方法では、X方向とY方向の寸法を個別に設定できるため、ベクターワークスのように簡単に数値でサイズ変更できます。
複合手順での調整
必要に応じて、まずプロパティで幅や高さを数値入力で変更し、微調整が必要な場合はSTRETCHコマンドで最終的な位置調整を行うと、精度の高い編集が可能です。
複雑な形状や既存の図面と整合させる場合は、寸法線を表示して確認しながら作業すると誤差が少なくなります。
まとめ
AutoCADでポリラインの四角形を1000×1000から1200×1600に変更する場合、ストレッチや尺度コマンドに加え、プロパティの寸法入力を活用することで、正確にサイズ変更できます。X方向とY方向の寸法を個別に設定できるプロパティ編集が、ベクターワークスのように簡単に数値で編集する方法に近いです。


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