FlutterFlowで連動するプルダウンメニューを作成する方法:都道府県と市区町村の連動例

プログラミング

FlutterFlowで連動するプルダウンメニューを作成したい場合、都道府県を選択するとそれに関連する市区町村を表示するような動作を実現するための方法について解説します。初心者にも分かりやすく、ステップバイステップで説明します。

連動するプルダウンメニューの基本的な構造

連動するプルダウンメニューを作成するには、まず2つのDropdownウィジェットを使います。1つ目のDropdownでは都道府県を選択し、2つ目のDropdownでは市区町村を表示させます。ここでは、都道府県を選択すると、それに関連する市区町村が2つ目のDropdownに表示されるようにします。

まず、FlutterFlowでプロジェクトを開き、2つのDropdownを配置します。1つ目のDropdownは都道府県、2つ目のDropdownは市区町村に対応します。

ステップ1: 都道府県リストの準備

最初に、都道府県のリストを作成します。都道府県の選択肢は、例えばJSONデータやFirestoreから取得することができます。ここでは、簡単に手動で都道府県リストを作成する方法を紹介します。

都道府県リストをFlutterFlowの「Variables」セクションに追加し、次のようなデータ構造にします。

  • 東京都
  • 大阪府
  • 北海道
  • …(他の都道府県も同様に)

このデータを1つ目のDropdownのアイテムとして設定します。

ステップ2: 市区町村データの準備

次に、選択された都道府県に対応する市区町村のリストを準備します。これも手動で作成することができますが、通常はデータベース(Firestoreなど)に市区町村を保存しておき、それを動的に読み込むことが一般的です。

例えば、東京都を選んだ場合に表示される市区町村リストは、以下のようなものになります。

  • 新宿区
  • 渋谷区
  • 豊島区
  • …(他の市区町村も同様に)

この市区町村データをFlutterFlowの変数やFirestoreから取得し、2つ目のDropdownに表示させます。

ステップ3: 都道府県選択時に市区町村を更新するロジック

都道府県を選択した際に、市区町村のDropdownを更新するためには、状態管理とアクションを使用します。FlutterFlowでは、Dropdownの選択が変更されるたびに、2つ目のDropdownのリストを動的に更新することができます。

1つ目のDropdownで都道府県を選択したときに、アクションを設定して、選ばれた都道府県に対応する市区町村データを2つ目のDropdownにセットします。このアクションは、FlutterFlowの「Actions」セクションで設定します。

ステップ4: 完成したプルダウンメニューをテストする

すべての設定が完了したら、FlutterFlowのプレビュー機能を使って動作を確認します。都道府県を選択すると、2つ目の市区町村のプルダウンが自動的に更新されることを確認しましょう。

問題が発生した場合は、Dropdownのリストやアクションが正しく設定されているかを再確認してください。

まとめ:連動プルダウンメニューの作成方法

FlutterFlowでの連動プルダウンメニュー作成は、都道府県を選択した後に、それに関連する市区町村を表示させる機能を簡単に実装することができます。データの準備から、アクションを使って動的にリストを更新する手順までを理解すれば、初心者でもスムーズに実装できるようになります。データベースを活用すれば、さらに柔軟で大規模な連動プルダウンメニューを作成することができます。

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