Microsoft Formsを使用していると、回答者が回答を編集した場合、どのデータが制作者側に送信されるのか気になることがあります。特に、回答後に保存した内容を後で編集して再送信した際、元の回答と編集後の回答がどのように表示されるのかを理解しておくことは重要です。この記事では、Microsoft Formsにおける回答編集とその後のデータ送信について解説します。
Microsoft Formsでの回答編集の基本
Microsoft Formsでは、回答者がフォームに入力した内容を後で編集することができます。フォーム制作者が設定した場合、回答者は一度送信した内容を保存しておき、再度フォームにアクセスしてその内容を編集することができます。
編集後に再度送信することで、最終的な回答がフォーム制作者に届けられます。しかし、この際に元の回答と編集後の回答はどのように送信されるのでしょうか?
回答編集後の送信方法と制作者側で見られるデータ
Microsoft Formsでは、回答者が回答を編集して再送信した場合、フォーム制作者には編集後の回答のみが表示されます。つまり、元の回答はフォーム制作者側には送信されません。編集後の回答が最終的なデータとして送られるため、制作者が見ることができるのは最新の回答内容のみです。
このため、フォーム制作者側に回答が2回送信されることはなく、編集前の内容は表示されません。フォーム制作者が過去の回答を見ることができるのは、もしMicrosoft Formsの「回答の履歴」機能が有効になっている場合です。
「回答の履歴」機能について
Microsoft Formsには「回答の履歴」機能がありますが、この機能を使用することで、過去のすべての回答内容を確認することができます。履歴機能を利用して、回答者がフォームを編集する前と後の両方の内容を確認することが可能です。
この機能は、フォーム制作者が複数回の編集を追跡したい場合や、元の回答内容を確認したい場合に便利です。ただし、デフォルトではこの機能はオフになっていることが多いため、設定から手動で有効にする必要があります。
編集した回答が反映されるタイミング
回答者がフォームを編集して再送信した場合、最初に送信した回答と編集後の回答の間にタイムラグはありません。編集後の回答は即座にフォーム制作者に反映され、元の回答は上書きされます。
そのため、編集後に回答者が新たに送信したデータがフォーム制作者に送られることになりますが、元の回答内容は保持されません。これにより、最新の情報のみが反映されることが保証されます。
まとめ:回答の編集後に送信されるデータ
Microsoft Formsで回答を編集した場合、フォーム制作者には編集後の回答のみが送信されます。元の回答は上書きされ、フォーム制作者が過去の回答を確認するためには「回答の履歴」機能を有効にする必要があります。
回答の履歴機能を活用することで、編集前と編集後の両方の回答を確認することができ、必要に応じて過去のデータも追跡できます。フォーム制作者は、フォームの設定を見直し、どのようにデータが保存され、どのように表示されるのかを理解することが重要です。


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