MacBook Air M1で、起動直後や蓋を閉じた後に画面が一瞬だけ映るもののすぐに暗くなるという症状に悩んでいる方へ。外部ディスプレイには映るものの、内蔵ディスプレイが映らない場合、いくつかの原因とその解決方法があります。この記事では、この問題の原因と解決策を紹介します。
原因1: ソフトウェアの問題
MacBook Air M1で画面が暗くなる問題は、ソフトウェアの設定やバグが原因であることがよくあります。例えば、macOSの設定に問題がある場合、ディスプレイが正しく認識されず、画面が真っ暗になることがあります。
まず、macOSを最新バージョンに更新しているか確認してください。最新のアップデートには、ディスプレイ関連のバグ修正が含まれていることがあります。もしまだ最新バージョンに更新していない場合は、ソフトウェアアップデートを行い、再度確認してください。
原因2: システム管理設定の確認
「システム管理コントローラ（SMC）」が正しく機能していないと、MacBook Airのハードウェア関連の設定が正常に行われず、画面の表示に問題が生じることがあります。この場合、SMCリセットを行うことで問題が解決することがあります。
SMCのリセット方法は、以下の手順で行います。
- MacBook Airをシャットダウンします。
- 電源ボタンを10秒間長押しします。
- 電源ボタンを放し、再度電源を入れてMacを起動します。
この手順で、ハードウェア設定がリセットされ、問題が解消される場合があります。
原因3: 内蔵ディスプレイのハードウェアの問題
もしソフトウェアや設定を変更しても問題が解決しない場合、内蔵ディスプレイのハードウェアに問題がある可能性があります。この場合、Appleのサポートに連絡して、修理や診断を依頼することが必要です。
MacBook Air M1は比較的新しいモデルですが、ディスプレイのケーブルやバックライトに故障が発生することがあります。こうしたハードウェアの問題が疑われる場合、専門的な修理が必要です。
原因4: 外部ディスプレイと内蔵ディスプレイの設定の問題
外部ディスプレイに映る場合、ディスプレイ設定が原因で内蔵ディスプレイが暗くなることもあります。例えば、MacBook Airが外部ディスプレイに接続されていると、内蔵ディスプレイが無効になる設定になっていることがあります。
ディスプレイ設定を確認し、内蔵ディスプレイが「ディスプレイ拡張モード」で有効になっていることを確認してください。システム設定から「ディスプレイ」オプションに移動し、内蔵ディスプレイの設定を確認してください。
まとめ
MacBook Air M1の画面が暗くなる問題は、ソフトウェアの不具合やシステム設定、ハードウェアの問題が原因で発生することがあります。まずはソフトウェアの更新、SMCリセット、ディスプレイ設定の確認を行い、それでも解決しない場合はAppleサポートに連絡して、ハードウェアの診断と修理を受けることをお勧めします。
コメント