Ubuntu 18.04.2LTSから最新バージョンへのアップグレード方法とクリーンインストールの選択

Linux系

Linux初心者であるあなたがUbuntu 18.04.2LTSから最新バージョンにアップグレードしたいと思う理由は理解できます。最新バージョンには、セキュリティ修正、機能改善、安定性の向上が含まれています。この記事では、Ubuntuのアップグレード方法と、クリーンインストールを選択するべきかどうかについて詳しく説明します。

Ubuntuのアップグレード手順

まず、Ubuntuを最新のバージョンにアップグレードするためには、いくつかの準備が必要です。以下の手順に従ってください。

  1. バックアップを取る:データの損失を避けるため、重要なファイルや設定のバックアップを取ります。
  2. 最新のパッケージリストを取得:端末を開き、以下のコマンドを入力して、システムのパッケージリストを更新します。
  3. sudo apt update
  4. アップグレード可能なパッケージをアップデート:すべてのパッケージを最新のものにアップグレードします。
  5. sudo apt upgrade
  6. アップグレードの準備が整ったら、バージョンを更新:以下のコマンドを実行して、Ubuntuの新しいバージョンへのアップグレードを開始します。
  7. sudo do-release-upgrade
  8. 指示に従い、アップグレードを完了:プロセスが終了するまで、画面の指示に従って操作を進めてください。

クリーンインストールの選択肢

アップグレードは便利な方法ですが、時には新しいシステムをクリーンインストールすることを選んだ方が良い場合もあります。

  • 利点:新しいバージョンに合わせて、システムが最適化され、余計な古い設定が残りません。
  • 注意点:クリーンインストールでは、すべてのデータが消去されるため、バックアップが不可欠です。

クリーンインストールを選択する場合、UbuntuのISOファイルを公式サイトからダウンロードし、ブート可能なUSBドライブを作成してインストールを行います。

アップグレードとクリーンインストールの選択

Ubuntuをアップグレードするか、クリーンインストールするかは、いくつかの要素によって決まります。

  • システムの健全性:もし、システムに多くの不要な設定や不具合がある場合は、クリーンインストールが有利です。
  • アップグレード可能かどうか:Ubuntuのバージョンが大きく異なる場合、アップグレードがうまくいかないことがあります。その場合は、クリーンインストールが適しています。

まとめ

Ubuntuのアップグレードは、端末で簡単に実行でき、通常はシステムを最新の状態に保つために便利です。しかし、特に大きなバージョンアップを行う際には、クリーンインストールを選ぶことで、システムが最適化され、安定性が向上することがあります。どちらを選ぶかは、システムの状態と個々のニーズに応じて判断しましょう。

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