スプレッドシートで名前のリストを作成し、重複除外と回数表示を行う方法

スプレッドシートでデータから特定の情報を抽出し、重複を除外したり、出現回数を表示する方法について解説します。質問者様のように、名前のリストを作成し、重複を除外し、さらに出現回数を表示するためには、関数を駆使して効率的に行うことができます。

基本的な方法：UNIQUEとCOUNTIF関数の組み合わせ
名前の出現回数に基づいて並べ替える
空白や不要なデータの除外
まとめ：スプレッドシートで効率的にデータを整理する方法

基本的な方法：UNIQUEとCOUNTIF関数の組み合わせ

最初に、データ内の名前をリスト化し、重複を除外する方法について説明します。スプレッドシートでUNIQUE関数を使うと、リスト内の重複した名前を簡単に削除できます。次に、COUNTIF関数を使って、各名前の出現回数を計算します。

まず、名前のリストがある範囲（例：A1:A10）を確認します。
次に、別のセルに「=UNIQUE(A1:A10)」と入力します。この関数は、リスト内の重複しない名前だけを抽出します。
その横に、「=COUNTIF(A1:A10, B1)」を入力し、B1に表示された名前が何回出現するかをカウントします。この手順をリストのすべての名前に対して行います。

名前の出現回数に基づいて並べ替える

名前を出現回数に基づいて並べ替えるためには、SORT関数を利用することができます。出現回数を多い順に並べ替えることで、データがより視覚的に分かりやすくなります。

COUNTIF関数で得られた出現回数の隣に、「=SORT(範囲, 列番号, FALSE)」という関数を使い、出現回数の降順に並べ替えます。
これにより、最も頻繁に登場する名前が上に表示され、順番に並べられます。

空白や不要なデータの除外

データの中に空白や不要な文字列が含まれている場合、これらを除外するための方法も紹介します。データのクリーニングを行うことで、余分な空白や不必要なデータを取り除くことができます。

空白セルを除外するには、IF関数やFILTER関数を使います。例えば、「=FILTER(A1:A10, A1:A10<>“”)」と入力すると、空白のセルが除外されます。
特定の条件を満たすデータだけを抽出する場合には、IF関数を使って条件を指定します。例えば、「=IF(A1=””, “空白”, A1)」とすることで、空白を「空白」と表示できます。

まとめ：スプレッドシートで効率的にデータを整理する方法

スプレッドシートで名前のリストを作成し、重複を除外したり、出現回数を表示したりする方法は、UNIQUE、COUNTIF、SORT、FILTERなどの関数を組み合わせることで実現できます。これにより、効率的にデータを整理し、視覚的にわかりやすいリストを作成することができます。これらのテクニックを使えば、手動でデータを整理する手間が省け、作業が大幅に効率化されるでしょう。