Excelでオブジェクトをセルの背後に表示させる方法と自由に動かす方法【Excel 2013】

Excelでセルの後ろにオブジェクトを表示させ、さらにそのオブジェクトを自由に動かす方法について解説します。特に、Excel 2013でこの操作を行う方法に焦点を当てています。

1. Excelのオブジェクトをセルの背後に配置する方法

Excelではオブジェクトをセルの上に重ねて配置することができますが、その配置方法を調整することでオブジェクトをセルの背後に表示させることが可能です。

手順:

1. Excelでオブジェクト（画像や図形など）を挿入します。
2. オブジェクトを選択し、右クリックして「順序」を選びます。
3. 「背面へ移動」を選択してオブジェクトをセルの背後に配置します。

この方法で、オブジェクトはセルの背後に表示され、他のセルの入力を邪魔することなく配置できます。

2. Excelでオブジェクトを自由に動かす方法

オブジェクトを自由に動かすには、配置方法を変更する必要があります。デフォルトではオブジェクトはセルに固定されていますが、設定を変更することでオブジェクトを自由に配置することができます。

オブジェクトを自由に動かす設定:

1. オブジェクトを選択します。
2. 右クリックして「図形の書式設定」または「画像の書式設定」を選択します。
3. 「プロパティ」タブを選択し、「セルに合わせて移動とサイズ変更」を「移動のみ」に変更します。

これにより、オブジェクトはセルの動きに合わせて自由に移動できるようになります。

3. オブジェクトをセルの背後に配置しつつ、動かすための注意点

セルの後ろにオブジェクトを配置しても、他のオブジェクトやセルの内容が干渉しないようにするためには、いくつかの設定に注意する必要があります。

設定のポイント:

• オブジェクトがセルの背後に移動した場合、セルの内容がオブジェクトで隠れないように配置を工夫しましょう。
• オブジェクトのサイズを調整して、セルの入力内容がきちんと表示されるようにしましょう。

4. まとめ

Excelでオブジェクトをセルの背後に配置し、自由に動かすことは簡単に実現できます。手順を踏むことで、視覚的に整理されたシートを作成しつつ、オブジェクトを適切に管理することができます。