DecapCMSを使ってアカウントを作成し、11tyとNetlifyを活用する方法を知りたい方へ。この記事では、DecapCMSのインストールからNetlifyへのデプロイ、さらにアカウント作成の流れについて詳しく解説します。初心者でもわかりやすく、手順を一つ一つ説明していきます。
DecapCMSとは？
DecapCMS（旧Netlify CMS）は、静的サイトを簡単に管理できるオープンソースのコンテンツ管理システムです。特に、JAMstackアーキテクチャを使用したサイトに適しており、データの管理を直感的に行えます。サイトのコンテンツを編集するためのインターフェースが用意されており、開発者とコンテンツ制作者の橋渡し役を果たします。
DecapCMSを使うことで、コードの知識がない人でもコンテンツの更新が可能になり、開発者はインフラやバックエンドに集中できます。
NetlifyでDecapCMSをセットアップする方法
まずは、Netlifyを利用してサイトをデプロイする準備を整えましょう。Netlifyは、GitHubリポジトリと連携して、自動的にデプロイを行ってくれるサービスです。
ステップ1: GitHubリポジトリの作成
まず、GitHubでプロジェクトのリポジトリを作成します。ここで作成したリポジトリに、11tyで作成したサイトのファイルをアップロードします。リポジトリを作成した後、Netlifyにログインし、「New site from Git」を選んでGitHubアカウントと連携します。
ステップ2: Netlifyでのデプロイ設定
GitHubリポジトリとNetlifyを連携したら、ビルド設定を行います。ビルドコマンドとして「`npm run build`」、公開ディレクトリには「`_site`」を指定します。これで、Netlifyが自動的にビルドとデプロイを行い、サイトが公開されます。
DecapCMSのログイン設定とアカウント作成
次に、DecapCMSでログインページが表示される問題に対処します。DecapCMSでは、最初にログインページを作成し、ユーザーアカウントを管理するための設定が必要です。
ステップ1: 管理者アカウントの設定
DecapCMSの設定ファイル（`config.yml`）に、管理者アカウントの情報を追加することで、最初のログインアカウントを作成します。`config.yml`ファイルの`backend`セクションで、管理者のログイン情報を設定します。以下のように記述します。
backend:
name: git-gateway
branch: mainこれにより、GitHubアカウントを使ってDecapCMSにログインすることができます。
ステップ2: GitHubとの連携
DecapCMSでは、GitHubと連携してコンテンツを管理するため、GitHubアカウントを接続する必要があります。設定が完了すると、GitHubのリポジトリとDecapCMSのインターフェースがリンクされ、コンテンツを簡単に管理できるようになります。
ログインページが表示される場合の対処方法
ログインページが表示される場合、いくつかの理由が考えられます。まずは、管理者アカウントの設定が正しいかどうか確認しましょう。また、Netlifyで環境変数が正しく設定されているか、GitHubとの連携が成功しているかを確認することが重要です。
ログインページが正しく表示されない場合、次のポイントをチェックします。
- GitHubとDecapCMSの設定が正しいか
- Netlifyのビルド設定に問題がないか
- DecapCMSの設定ファイルに誤りがないか
まとめ
DecapCMSを使ってアカウントを作成し、Netlifyにデプロイする方法について解説しました。初心者でも手順を追うことで、DecapCMSを使った静的サイトの管理ができるようになります。GitHubとの連携や管理者アカウントの設定をしっかり行うことで、問題なくログイン画面を表示させ、コンテンツ管理を効率的に行えるようになります。
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