Wordで無地B5ルーズリーフに両面印刷する方法:行数と文字間隔の設定と穴を避けるレイアウト

Word

無地のB5ルーズリーフにWordで資料を印刷し、両面印刷を行う際には、行数や文字間隔の設定に加え、左右の穴を避けるレイアウト調整が必要です。この記事では、Wordでの設定方法をステップバイステップで解説し、印刷時のレイアウト問題を解決します。

1. 無地B5ルーズリーフの印刷設定

まず最初に、Wordで無地B5ルーズリーフに印刷するためのページ設定を行います。手順は以下の通りです。

  1. Wordを開き、[レイアウト]タブを選択します。
  2. [サイズ]で「B5」を選びます。
  3. [余白]で「カスタム余白」を選択し、必要な余白を設定します(後述)。

これでB5サイズに合わせた設定が完了します。

2. 両面印刷に対応する設定

次に、両面印刷にするための設定を行います。両面印刷を行うとき、印刷の向きや順番が重要です。手順は以下の通りです。

  1. [ファイル]タブから[印刷]を選択します。
  2. プリンタの設定で「両面印刷」を選択します。プリンターによっては「長辺で両面」「短辺で両面」などのオプションがありますので、選択肢に従って設定してください。

これにより、ページが両面印刷され、片面ごとにページの順番を正しく配置できます。

3. 左右の穴を避けるための余白設定

無地のB5ルーズリーフに印刷する際、穴を避けるためにページの余白を調整する必要があります。左側に穴が空いている場合は、左側の余白を大きくすることで、内容が穴にかからないようにします。設定手順は以下の通りです。

  1. [レイアウト]タブを選択し、[余白]をクリックします。
  2. [カスタム余白]を選択し、左側の余白を約2.5cm程度(お好みで調整)に設定します。
  3. 右側の余白を通常通り、1.5cm程度に設定します。

これで、穴が開いている部分に内容がかからないように調整できます。

4. 行数と文字間隔の設定

無地B5のルーズリーフに印刷する際、行数と文字間隔は初期設定のままで問題ありませんが、もし調整したい場合は、以下の手順で変更できます。

  1. [ホーム]タブの[段落]グループから、[行間]を選択します。
  2. 「1.5行」や「固定値」を選んで、文字間隔を調整できます。

通常は、行間を「1行」または「1.5行」で設定するのが適切です。文字間隔はデフォルトで適切な設定となっていることが多いですが、もし広げる必要があれば、文字間隔を「広く」または「非常に広く」に設定することができます。

まとめ

Wordで無地のB5ルーズリーフに両面印刷をする際には、ページ設定、両面印刷の設定、左右の余白調整、行間や文字間隔の設定が重要です。これらの設定を適切に行うことで、印刷時に内容が穴にかからず、きれいにレイアウトされた資料を作成することができます。印刷前に必ずプレビューで確認し、最終調整を行ってから印刷を始めましょう。

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