Windows 11のインストールにはTPM 2.0(セキュアブート)対応が必須です。この記事では、PC初心者向けに、TPM 2.0を有効化する方法をステップバイステップで解説します。AN106という型番のPCを使用している方でも簡単に設定できる方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
TPM 2.0とは?
TPM(Trusted Platform Module)は、PCにおけるセキュリティチップのことです。このモジュールは、デバイスの暗号化とセキュリティ機能を強化し、Windows 11を安全に実行するために必要です。特にTPM 2.0は、Windows 11のインストール時に必須の要件となっています。
TPM 2.0を有効化する方法
TPM 2.0を有効にするためには、BIOS設定にアクセスし、設定を変更する必要があります。以下の手順に従ってください。
- 1. PCを再起動し、起動中にBIOSセットアップ画面(通常はDELキーまたはF2キーでアクセス)に入ります。
- 2. BIOS設定メニュー内で「Security」タブに進みます。
- 3. 「TPM Device」や「Intel PTT(Platform Trust Technology)」オプションを探し、有効にします。
- 4. 設定を保存してPCを再起動します。
TPM 2.0の確認方法
TPM 2.0が正しく有効になったか確認する方法は以下の通りです。
- 1. スタートメニューを開き、「tpm.msc」と入力してEnterキーを押します。
- 2. 「TPM管理」ウィンドウが開き、「TPM 2.0」が表示されているか確認します。
TPM 2.0が有効でない場合の対処法
もしTPM 2.0が有効になっていない場合、以下の追加の対処法を試してください。
- 1. PCのマザーボードがTPM 2.0をサポートしているか確認します。
- 2. BIOSの設定に「TPM」や「PTT」の項目がない場合、マザーボードのファームウェアを最新のものに更新します。
まとめ
Windows 11でTPM 2.0を有効にすることで、安全にOSをインストールできます。TPM 2.0を有効化するための手順を理解し、BIOSでの設定を行うことが重要です。これらの手順を参考にして、TPM 2.0の設定を無事完了させましょう。


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