Excel 2019で日付から曜日を抽出し、土曜日や日曜日には色を変えたい場合、TEXT関数を使って曜日を表示させ、条件付き書式を活用することで簡単に実現できます。この記事ではその方法をステップごとに解説します。
1. TEXT関数で曜日を表示する
まず、TEXT関数を使って日付から曜日を抽出します。例えば、セルA1に日付が入力されている場合、次の式で曜日を表示できます。
=TEXT(A1, “dddd”)
これにより、例えば「日曜日」や「月曜日」などの曜日名が表示されます。
2. 条件付き書式で土日を強調する
次に、土曜日と日曜日に色を付けるために、条件付き書式を設定します。
1. 曜日を表示しているセルを選択します。
2. メニューから「ホーム」タブを選び、「条件付き書式」→「新しいルール」をクリックします。
3. 「数式を使用して書式設定するセルを決定」にチェックを入れ、次の数式を入力します。
=OR(TEXT(A1, “dddd”)=”土曜日”, TEXT(A1, “dddd”)=”日曜日”)
4. 「書式」ボタンをクリックし、土日用の色を設定します。
5. OKをクリックして、条件付き書式を適用します。
3. 曜日の色が変更される
これで、Excelのセルに表示される曜日が土曜日または日曜日の場合、自動的に指定した色に変更されます。平日は影響を受けず、土日だけが強調されるので、視覚的にわかりやすくなります。
4. 注意点
TEXT関数の形式を変更すると、曜日のフォーマット(例: “ddd” で短縮形の「日」「月」など)も変更できるので、自分の用途に合わせた表示方法を選んでください。また、曜日の抽出に使用する日付の形式が正しいことを確認してください。
5. まとめ
Excel 2019で曜日に色を付ける方法は、TEXT関数と条件付き書式を組み合わせることで、簡単に土日を強調することができます。これを活用すれば、スケジュールやデータ管理がさらに効率的に行えます。


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