ウィンドウズ10のExtended Security Updates(ESU)に登録したにも関わらず、マイクロソフトアカウントのページで「サポートは終了しました」と表示される場合があります。この問題は、ESUの登録が正しく反映されていない、または表示が更新されていない可能性があります。この記事では、ESUの登録状態を確認する方法と、表示されるエラーメッセージに対する対処法を詳しく解説します。
ESUとは?
Extended Security Updates(ESU)は、マイクロソフトが提供する特別なセキュリティ更新プログラムで、サポートが終了したWindows 7やWindows 8.1、そして一部のWindows 10バージョンに対して提供されています。これにより、通常のサポートが終了しているバージョンでも、重要なセキュリティアップデートを引き続き受けることができます。
ESUの利用には、特定の条件が必要であり、通常は企業向けの契約となりますが、個人ユーザーでも特定の方法でESUを適用することができます。
ESU登録後の表示確認方法
ESUに登録後、設定の「アップデートとセキュリティ」セクションに「ESUに登録されています」と表示されることがありますが、マイクロソフトアカウントの「使用しているデバイス」のページで「サポートは終了しました」と表示されることもあります。
これは、ESU登録が反映されるまで時間がかかることがあるためです。マイクロソフトアカウントの表示が即時更新されない場合もあるため、少し時間をおいて再確認することをおすすめします。
ESU登録が反映されない場合の対処法
もし、しばらく経っても「サポートは終了しました」という表示が消えない場合、以下の方法を試してみてください。
- Windows Updateの確認: ESUの更新が正しく適用されているか確認するために、手動でWindows Updateを確認してみましょう。設定の「更新とセキュリティ」から、更新の確認を行い、最新のセキュリティ更新がインストールされているかチェックします。
- マイクロソフトアカウントの再ログイン: マイクロソフトアカウントから一度ログアウトし、再度ログインすることで、表示が正しく更新されることがあります。
- サポートに問い合わせる: もし上記の方法で解決しない場合、マイクロソフトサポートに問い合わせて、ESUの登録状態を確認することができます。
ESU登録の有効性を確認する他の方法
ESU登録の有効性は、通常、Windows Updateの更新履歴やインストールされた更新プログラムに表示されることがあります。設定の「更新とセキュリティ」から、「更新履歴の表示」を選択し、ESUに関連する更新プログラムがインストールされているかを確認してください。
また、コマンドプロンプトで「slmgr.vbs /dlv」コマンドを実行し、ライセンス情報を確認することで、ESUのライセンスが適用されているか確認することも可能です。
まとめ
ウィンドウズ10のESUに登録後、「サポートは終了しました」と表示されることがありますが、これは登録が反映されるまで時間がかかることがあるため、焦らずに再度確認してみましょう。もし問題が解決しない場合は、マイクロソフトサポートに問い合わせて、状態を確認することができます。ESUが適用されていることで、引き続き重要なセキュリティアップデートを受けることができるので、安心して使用できます。


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