Excelを使って、データから大きい数値を抽出し、その順位も一緒に表示する方法について解説します。LARGE関数を使って、大きい順にデータを抽出し、そのデータが何番目の位置にあるかを表示する方法を紹介します。
1. LARGE関数を使って大きい数値を取得する
LARGE関数は指定した範囲のデータから、指定した順位の大きい数値を取得することができます。例えば、「=LARGE(A5:A24, 1)」と入力すれば、範囲A5からA24の中で一番大きい値を取得します。
2. 順位を表示する方法
大きい数値だけでなく、その順位も表示したい場合は、MATCH関数を使います。例えば、「=MATCH(LARGE(A5:A24, 1), A5:A24, 0)」と入力することで、一番大きい数値が範囲内で何番目かを表示できます。このようにして、LARGE関数で得られた数値の順位を取得できます。
3. りんごの重さの例を使って表示する方法
具体的な例として、りんごの重さを3個入力した場合、各りんごの重さとその順位を表示する方法を見てみましょう。たとえば、以下の数式を使うと、りんごの重さとその順位を表示できます。
- 重さを入力したセル(例:A5に59.2、A6に57.1、A7に56.0)
- 順位と重さを表示したいセルに「=LARGE(A5:A7, 1) & ” ” & MATCH(LARGE(A5:A7, 1), A5:A7, 0)」と入力します。
これにより、最も重いりんごの重さとその順位が表示されます。
4. 数式を他のセルに適用する方法
同じ方法で、2番目や3番目の大きい数値についても表示できます。例えば、「=LARGE(A5:A7, 2) & ” ” & MATCH(LARGE(A5:A7, 2), A5:A7, 0)」と入力すれば、2番目に重いりんごの重さと順位が表示されます。
5. まとめ
Excelで「LARGE」関数を使って、データの順位と数値を同時に表示する方法について説明しました。MATCH関数を併用することで、任意の順位にあるデータを取得し、簡単に順位付きで表示することができます。この方法を使えば、さまざまなデータを整理し、順位を視覚的に把握することができます。
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