Solid Edge 2022での3D図面における「π」記号の使用方法｜計算式で寸法入力を行う方法

Solid Edge 2022を使用している方に向けて、3D図面の計算式で「π」を使って寸法入力を行う方法を解説します。この機能を利用すると、円周率を利用した精密な寸法入力が可能になり、設計を効率よく行うことができます。

Solid Edge 2022で計算式を使用する方法

Solid Edge 2022では、寸法入力時に計算式を使うことができ、これにより複雑な寸法も簡単に入力できます。例えば、「π」を使用して円周の計算を行いたい場合などに非常に便利です。まずは、寸法入力を行う際に計算式をどのように入力するかを理解することが大切です。

1. 寸法入力を開始する際に、計算式入力のボックスを表示します。

2. 計算式入力ボックス内で、必要な寸法値を「π」や他の数式と組み合わせて入力します。

Solid Edge 2022で「π」を使用する場合、直接「π」を入力する方法はありませんが、代わりに円周率の数値を入力することができます。例えば、「π」を約3.14159として計算式に組み込むことができます。

具体的な例として、円周の計算を行いたい場合、次のように入力します。

直径 * 3.14159

これで、円周の長さを計算することができます。

Solid Edgeでは、複数の変数や定数を使って複雑な計算式を作成することも可能です。例えば、円の半径に基づいた直径の計算式を作成し、それに「π」を組み込んだ数式を使用することができます。

こうした計算式を使うことで、設計時に数値の変更がある場合でも、自動的に他の寸法が更新されるため、非常に効率的です。

Solid Edge 2022では、計算式を使った寸法入力を活用することで、設計作業を効率化することができます。「π」を使用した計算式を作成するには、円周率を直接数値で入力することが必要です。複雑な数式を組み合わせることで、より精密な設計が可能となり、設計の柔軟性が向上します。