AccessからExcelファイルを操作するVBAコード例:マクロの実行とExcelの上書き保存

Office系ソフトウェア

AccessからExcelファイルを操作し、特定のマクロを実行した後、上書き保存して閉じる方法について解説します。この記事では、Excelファイルを開く際の注意点や、ポップアップを無視する方法も取り上げ、VBAコードの具体例を示します。

ExcelファイルをAccessから開く方法

AccessからExcelファイルを開くには、VBA(Visual Basic for Applications)を使用します。まずは、Excelファイルを開く基本的なコードを紹介します。

以下のコードは、指定したパスにあるExcelファイルを開く方法です。Excelの更新ポップアップを無視する設定も加えてあります。

Dim xlApp As Object
Dim xlWB As Object
Set xlApp = CreateObject("Excel.Application")
xlApp.Visible = False ' Excelを非表示で開く
Set xlWB = xlApp.Workbooks.Open("C:\path\to\your\file.xlsx", , True)

Excelのマクロを実行する

Excelファイルを開いた後、指定したシートにあるマクロを実行するには、以下のコードを使用します。特に「入力フォーム」シートの「一括処理」マクロを実行する例を示します。

xlApp.Run "一括処理"
xlWB.Save

このコードは、Excelの「入力フォーム」シートにある「一括処理」マクロを実行し、その後、変更を上書き保存します。

Excelファイルを閉じる方法

マクロの実行後、Excelファイルを閉じるには、以下のコードを使用します。

xlWB.Close False ' 上書き保存して閉じる
xlApp.Quit

このコードは、保存せずにExcelを閉じるのではなく、変更を上書き保存して閉じる方法です。

ポップアップの無視方法

Excelを開く際に、更新に関するポップアップが表示されることがありますが、これを無視するためには、以下のコードを追加することで対応できます。

xlApp.DisplayAlerts = False

この設定を行うことで、ポップアップの確認なしにExcelファイルを操作できます。

まとめ

この記事では、AccessからExcelファイルを開き、特定のマクロを実行した後、上書き保存してExcelを閉じるVBAコードを紹介しました。Excelファイルを操作する際には、ポップアップの無視設定を行い、スムーズに作業を進めることが可能です。実際に試してみて、効率的な作業環境を作成してみましょう。

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