クエリテーブルの日付列が5桁の数字になる問題を解決する方法

Excel

ウェブスクレイピングで取得したデータをエクセルのクエリテーブルに追加する際、日付列が5桁の数字として表示される問題が発生することがあります。これは、日付の形式が正しく認識されていない場合に起こります。この問題を解決するためには、日付書式を適切に設定し、データを更新した際にも正しい形式で表示されるようにする必要があります。この記事では、この問題を解決する方法を解説します。

日付が5桁の数字に変わる理由

エクセルでは、日付は内部的に数値として保存されています。これらの数値は、1900年1月1日を起点として、日数を表すシリアル値です。たとえば、「2023年5月1日」をエクセルに入力すると、これが内部的に「45027」という数値として保存されます。

クエリテーブルを更新する際、日付の列がシリアル値として表示されてしまうのは、書式設定が標準(一般的な数値形式)になっているためです。これにより、エクセルがその列を数値として解釈し、5桁の数字として表示されてしまいます。

日付書式を正しく設定する方法

エクセルで日付を正しく表示させるためには、日付列の書式設定を変更する必要があります。クエリエディターで日付を正しく設定していても、エクセルで表示形式が崩れてしまう場合があります。以下の手順で、エクセルで日付の表示を修正します。

  1. エクセルでクエリテーブルを開き、日付列を選択します。
  2. 右クリックして、「セルの書式設定」を選びます。
  3. 「表示形式」タブから「日付」を選択し、好みの形式を選びます。
  4. 「OK」をクリックして設定を適用します。

これにより、5桁の数字ではなく、正しい日付形式で表示されるようになります。

Power Queryでの書式設定を確認する

Power Query(エクセルのクエリエディター)で日付の列を設定する際に、適切なデータ型を選択することが重要です。クエリエディターで日付を設定する方法は以下の通りです。

  1. Power Queryエディターで、日付列を選択します。
  2. 上部のリボンから「変換」タブを選び、「型の変更」をクリックします。
  3. 「日付」を選択し、日付の型に変更します。

これにより、エクセルにデータをロードした際に、日付列が正しく表示されるようになります。

クエリテーブルを更新後も日付形式を保持する方法

クエリテーブルを更新するたびに、日付列の書式設定がリセットされることがあります。これを防ぐために、エクセルで日付列の書式を維持するために以下の手順を試してみてください。

  • クエリテーブルを更新した後、再度日付列の書式を確認し、必要に応じて再設定します。
  • VBAを使用して、クエリテーブルの更新後に自動的に書式設定を行うマクロを作成することもできます。

まとめ:エクセルでの日付形式の管理方法

エクセルのクエリテーブルで日付列が5桁の数字になってしまう問題は、書式設定が正しくないことが原因です。Power Queryで日付の型を変更し、エクセルで日付書式を設定することで、日付を正しく表示させることができます。また、クエリテーブルを更新するたびに書式がリセットされる問題については、マクロを使って自動化することも一つの解決策です。

これらの方法を実践することで、日付列が正しく表示され、データの管理がより効率的になります。

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