EXCEL 2019での条件付き書式の設定方法と応用例

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EXCEL 2019での条件付き書式を使うと、セルの色を自動で変更したり、特定の条件に基づいて視覚的にわかりやすくすることができます。今回は、入力漏れ防止のための条件付き書式の設定方法について、特にG1からJ1のセルで入力に応じてセルの色を変更する方法を解説します。

1. 基本的な条件付き書式の設定

まず、セルC1からL1に条件付き書式を設定する方法です。セルに何も入力されていない状態で、セルの色を塗りつぶす設定が可能です。これを行うには、「条件付き書式」→「新しいルール」→「セルの値」→「空白」を選択し、塗りつぶしの色を指定します。これにより、空欄のセルが自動的に指定した色に塗りつぶされます。

次に、セルに入力があった場合はその塗りつぶしを消す設定を行います。条件付き書式のルールを追加し、「セルの値」→「空白ではない」に設定することで、セルに何かが入力されると塗りつぶしがなくなります。

2. G1〜J1のセルでの条件付き書式の応用

G1からJ1のセルに対して、特定の条件で色を変更したい場合も条件付き書式を使うことができます。設定手順としては、まずこれらのセルに「セルの値」→「空白」を設定し、何も入力されていない場合に塗りつぶしを行います。

さらに、G1、H1、I1、J1のいずれかのセルに入力があった場合、全てのセルの塗りつぶしを消す設定を行います。これを実現するためには、条件付き書式で「数式を使用して書式を設定」を選び、「=COUNTA($G$1:$J$1)>0」を入力します。これにより、いずれかのセルに入力があった場合に他のセルの色を変更することができます。

3. 注意点と設定の工夫

条件付き書式を設定する際の注意点は、条件を正確に設定することです。特に、セルの範囲を正しく指定すること、数式の論理が正しいかどうかを確認することが重要です。また、入力した値によって意図した通りに色が変わらない場合、数式に誤りがないかを再確認してください。

また、セルに入力がない場合と入力があった場合で異なる書式を適用する場合は、「数式を使用して書式を設定」を活用すると非常に便利です。これにより、より柔軟な条件付き書式を設定することができます。

4. まとめ:EXCEL 2019での条件付き書式活用法

EXCEL 2019での条件付き書式を利用することで、セルの入力状態に応じた色の変更が可能となり、視覚的にわかりやすい表を作成することができます。G1からJ1のセルに対して、入力に応じて色を変える方法も非常に便利で、入力漏れを防止するために有効です。設定を工夫することで、より直感的で見やすい表を作成することができます。

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