自作アバターに表情を追加する方法|BlenderでのシェイプキーとVRCでの実装ガイド

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VRC(VRChat)で自作アバターを使用する際、表情の追加は非常に魅力的な要素です。Blenderで作成したモデルにシェイプキーを追加したものの、実際にそれをVRCで適用する方法については情報が少なく、困っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、Blenderで作成したシェイプキーをVRChatに適用し、表情を追加するための具体的な手順を解説します。

Blenderでシェイプキーを作成する

まず、Blenderでシェイプキーを使って表情を作成する方法をおさらいします。シェイプキーは、モデルの頂点を変形させることで表情を作り出す機能です。例えば、口を笑顔にしたり、目を大きくしたりすることができます。

Blenderのシェイプキーは、[プロパティ]パネルの[オブジェクトデータ]タブにあります。そこで「+」を押してシェイプキーを追加し、各表情に応じて頂点を調整します。調整後、シェイプキーを保存し、モデルのファイルをエクスポートします。

VRCへのインポートとアバター設定

Blenderで作成したモデルをVRChatにインポートするには、Unityを使用する必要があります。まず、Unityで新しいプロジェクトを作成し、VRChat SDKをインポートします。その後、Blenderで作成したFBXファイルをUnityにインポートし、アバターとして設定します。

インポートしたアバターにシェイプキーを追加するために、Unityで[Model]オプションを確認し、シェイプキーが正しく適用されているかどうかを確認します。もしシェイプキーが反映されていない場合は、Blenderでエクスポートした際の設定を見直す必要があります。

VRCでシェイプキーを表情に使用する

VRChatでは、シェイプキーを直接表情として使用するためには、[Expressions Menu]にシェイプキーを割り当てる必要があります。Unityの[VRChat SDK]内で、[Avatars]タブにある[Expressions]にアクセスし、シェイプキーを追加します。

シェイプキーを追加する際には、シェイプキー名を正確に入力し、それぞれの表情をボタンとして配置します。これにより、VRChat内でアバターの表情を簡単に切り替えることができるようになります。

表情のアニメーションと追加設定

表情を作成する際には、アニメーションを使用してさらに動きを加えることもできます。アニメーションは、シェイプキーを時間軸に沿って変化させることで、表情が滑らかに変化する効果を生み出します。

Unityでのアニメーション設定は、[Animation]タブで[Create]ボタンを押し、シェイプキーを時間軸に沿って設定します。これにより、表情が自然に変化するアニメーションが作成できます。

まとめ

自作アバターに表情を追加するための方法は、Blenderでのシェイプキー作成から、Unityを使ってVRChatにインポートし、表情の設定を行うという手順が基本です。シェイプキーを使った表情は、アバターの魅力を大きく引き出す要素となりますので、ぜひこれらの手順を参考にして、素晴らしいアバター作りに挑戦してみてください。

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