Wordで作業をしている際に、フォントが勝手に変わってしまう問題に直面することがあります。特に、MS明朝とCenturyを使用しなければならない場合、既定に設定しても正しく反映されないことがあります。この記事では、この問題を解決する方法について詳しく説明します。
MS明朝とCenturyを既定フォントに設定する方法
Wordで特定のフォント(例:MS明朝やCentury)を既定に設定する方法は以下の通りです。
- まず、Wordを開き、新規文書を作成します。
- 「ホーム」タブに移動し、「フォント」セクションで「MS明朝」を選択します。
- 次に、「フォント設定」の右下にある小さな矢印をクリックして「フォント設定」ダイアログボックスを開きます。
- ここで「MS明朝」を選択し、「既定に設定」をクリックします。
- 同様に、英数字に使用したい「Century」を選び、同じ手順で設定します。
この設定を行うことで、Wordを開いた際に自動的にこれらのフォントが選ばれるようになります。
フォントが反映されない問題の原因
フォントが変更されない原因には、いくつかの理由があります。主に、スタイル設定や、文書内の特定の部分で異なるフォント設定がされている場合が考えられます。
また、Wordの設定やテンプレートに問題がある場合も、既定のフォント設定が反映されないことがあります。これを修正するためには、スタイル設定を確認し、文書全体に適用されるスタイルを統一することが必要です。
スタイルを確認して統一する方法
Wordでは、スタイルを使ってフォントや段落の設定を一括で変更することができます。スタイルが原因でフォントが変更されない場合、以下の手順で確認し、修正します。
- 「ホーム」タブの「スタイル」セクションで、使用しているスタイルを確認します。
- 「標準」スタイルや「見出し」スタイルなどを右クリックし、「変更」を選択します。
- 「変更するスタイル」にMS明朝やCenturyを選択して、「新しい文書にこのスタイルを適用」を選択します。
- これで、文書全体に設定が反映されるようになります。
フォントの自動変更を無効にする方法
もしWordでフォントが自動的に変わる設定を無効にしたい場合、以下の方法を試してみてください。
- 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
- 「詳細設定」タブを開き、「フォントの自動変更」オプションが選択されていないことを確認します。
- この設定を無効にすることで、フォントが自動で変更されることを防ぐことができます。
これで、フォントが自動的に変更される問題を解消できます。
まとめ:フォント設定の問題を解決する方法
Wordでフォントが勝手に変わる問題は、スタイル設定や自動変更設定が原因であることが多いです。既定のフォント設定をMS明朝やCenturyに変更した後は、スタイルの統一と自動変更設定の無効化を行うことで、安定してフォントが適用されるようになります。


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