Excelで「=lastsavetime()」関数を使用して最終更新日を記録しようとした際、他のExcelファイルで「#NAME?」エラーが表示される原因について解説します。多くの場合、このエラーは関数の誤りや設定に関連しています。今回はその原因と解決策をご紹介します。
「#NAME?」エラーの原因とは
「#NAME?」エラーは、Excelが関数名を認識できない場合に表示されます。このエラーの主な原因は、関数がExcelで標準的にサポートされていないことです。具体的には、「=lastsavetime()」という関数は、Excelの標準関数には存在しないため、この関数を直接使用するとエラーになります。
一部のExcelユーザーが使用している「lastsavetime()」関数は、VBA(Visual Basic for Applications)を使用してカスタム関数として追加されている場合があります。もしこの関数を他のPCで使用しようとすると、同じVBAコードがインストールされていない場合、エラーが発生します。
「lastsavetime()」関数を正しく使用する方法
もし「=lastsavetime()」関数を使用して最終更新日を記録したい場合、まずは自分のExcelにVBAコードが正しく設定されているか確認しましょう。以下の手順でVBAコードを確認できます。
- Excelを開き、「Alt + F11」でVBAエディタを開きます。
- エディタ内で「挿入」→「モジュール」を選択し、新しいモジュールを追加します。
- 「lastsavetime()」関数に対応するVBAコードを入力します。
VBAコードが正しく挿入されている場合、関数は正常に動作するはずです。もしVBAがわからない場合は、他の方法で最終更新日を記録することも可能です。
Excelの代替手段で最終更新日を記録する方法
「lastsavetime()」関数を使わずに最終更新日を記録する方法として、Excelのセルを手動で更新する方法や、別の簡単な関数を使う方法があります。例えば、Excelで「=NOW()」関数を使用すれば、現在の日付と時刻を表示することができます。
この方法を使えば、更新するたびに日付と時刻が自動で記録されるので、作業を行うたびに最終更新日を確認することができます。
まとめ
「#NAME?」エラーは、関数がExcelに認識されていない場合に表示されます。もし「lastsavetime()」関数を使いたい場合は、VBAコードを設定する必要があります。それでも解決できない場合は、「=NOW()」などの他の簡単な関数を使って最終更新日を記録する方法を試してみましょう。


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