ゆっくりムービーメーカー4(YMM4)を使って動画を作成していると、ボイスの音質が思ったようにならないことがあります。特に、ずんだもんの声だけがガサガサになったり、風邪をひいたように聞こえる現象が発生することがあります。
本記事では、その原因と解決策を詳しく解説します。
ずんだもんの声がガサガサになる主な原因
ゆっくりムービーメーカー4でずんだもんの音声が正常に出力されない場合、以下の原因が考えられます。
- 音声合成エンジンの設定(音質やエンコーディングの問題)
- ソフトのバージョンやアップデートの影響
- 出力設定(サンプリングレートやビットレート)
- PCの負荷やメモリ不足
- ずんだもんの音声ライブラリの破損
解決策1: YMM4の音声設定を見直す
まずは、ゆっくりムービーメーカー4の音声設定をチェックしましょう。
- 「音声編集」タブを開く
- ずんだもんの音声を選択
- 「詳細設定」から以下の点を確認
特に以下の設定を見直すと、音質が改善されることがあります。
- 音量:適切なレベル(大きすぎると歪む)
- スピード:過剰に速くしすぎない
- ピッチ:過度に高音や低音にしない
解決策2: ソフトのバージョンを確認・更新する
古いバージョンのYMM4を使用していると、音声合成エンジンにバグがある可能性があります。
- YMM4の最新版を公式サイトからダウンロードする
- 使用している「VOICEVOX」「CeVIO」「A.I.VOICE」などの音声ソフトも最新にする
- 更新後、プロジェクトを開き直し、再生を試す
これにより、不具合が解消されることがあります。
解決策3: 出力設定を変更する
音声の出力設定が適切でない場合、音質が低下することがあります。
- YMM4の「ファイル」→「エクスポート」を開く
- 「オーディオ設定」を確認
- 以下の設定を調整
推奨される設定:
- サンプリングレート:44.1kHz または 48kHz
- ビットレート:192kbps 以上
- エンコード形式:MP3 ではなく WAV 形式にする
特に、MP3のビットレートが低いと、音質が劣化しやすくなります。
解決策4: PCの負荷を軽減する
PCの処理が重いと、音声が正常に再生されないことがあります。
- 不要なアプリを終了する
- YMM4の「設定」→「パフォーマンス」から「軽量モード」を有効化する
- 一度プロジェクトを保存し、PCを再起動する
これにより、スムーズな音声再生が可能になります。
解決策5: ずんだもんの音声ライブラリを再インストール
ずんだもんの音声ライブラリが破損している可能性もあります。
- 「VOICEVOX」または「A.I.VOICE」の公式サイトから最新バージョンをダウンロード
- ずんだもんの音声データを再インストール
- YMM4を開き直し、音声を再生する
これで、クリアな音声が再生されるようになります。
まとめ
ゆっくりムービーメーカー4で「ずんだもんの声がガサガサになる」問題を解決するには、以下の方法を試してみてください。
- YMM4の音声設定(音量・スピード・ピッチ)を調整する
- ソフトのバージョンを最新に更新する
- 出力設定(サンプリングレートやビットレート)を適切にする
- PCの負荷を軽減してスムーズに動作させる
- ずんだもんの音声ライブラリを再インストールする
これらの方法を実践することで、音質を改善し、より自然なナレーションを作成できます。
ぜひ試してみてください!
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