Blenderで面の向きがオブジェクトモードでも青色にする方法

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Blenderでオブジェクトモードに切り替えた際、面の向きが青色ではなく赤色になる問題に直面することがあります。この記事では、その解決方法と背景について解説します。

面の向きの色について

Blenderで面の向きを確認する際、編集モードでは青色が外側、赤色が内側を示します。しかし、オブジェクトモードに切り替えたとき、外側と内側の両方が赤色になってしまうことがあります。この現象は、面の法線(ノーマル)が正しく設定されていない場合に発生します。

面の法線が正しくない場合の原因

面の法線が正しく設定されていないと、Blenderは面の向きを正しく認識できず、両面が赤色になってしまうことがあります。これは、面が「裏返し」になっている状態です。Blenderでは法線が正しい方向を向いていないと、描画やレンダリング時に問題が発生する可能性があります。

解決方法:法線を修正する

オブジェクトモードでも外側を青色に保つためには、法線の向きを修正する必要があります。以下の手順で修正できます。

  1. 編集モード(Tabキーで切り替え)に切り替えます。
  2. すべての面を選択します(Aキー)。
  3. 右側のツールシェルフ(Tキー)を開き、「法線」セクションを探します。
  4. 「法線を再計算」ボタンをクリックして、法線を自動的に正しい向きに修正します。
  5. 修正が完了したら、オブジェクトモードに戻り、面の向きが青色になっているか確認します。

手動で法線を調整する方法

もし自動修正でうまくいかない場合、法線を手動で調整することも可能です。以下の手順で調整できます。

  1. 編集モードに入り、選択モードで「面選択」を選びます。
  2. 「法線」メニューから、「法線の反転」オプションを使用して、面を手動で裏返します。
  3. 正しい方向に法線を調整した後、オブジェクトモードで確認します。

まとめ

Blenderで面の向きが赤色になってしまう問題は、法線の向きが正しく設定されていないことが原因です。編集モードで法線を再計算するか、手動で修正することで、オブジェクトモードでも正しい色を表示させることができます。これで面の向きに関する問題が解決できるでしょう。

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