DaVinci Resolve 20を使用しているときに、ビューアーの映像が右下にずれてしまったり、メディアプールのクリップが時系列に並ばないなどの問題に直面することがあります。この記事では、これらの問題を解決する方法について、初心者向けにわかりやすく解説します。
ビューアーの映像が右下にずれる問題の解決方法
DaVinci Resolve 20では、ビューアーの映像が勝手に右下にずれてしまうことがあります。この問題は、ウィンドウのレイアウト設定や表示設定が原因で発生することが多いです。
まず、ビューアーのウィンドウの設定を確認し、必要に応じてリセットを試みましょう。以下の手順でビューアーの配置を元に戻すことができます。
- ビューアーウィンドウの右上にある設定アイコンをクリックします。
- 「ウィンドウの配置をリセット」を選択して、ビューアーをデフォルトの位置に戻します。
- それでも改善されない場合は、設定メニューから「インターフェース」を確認し、ビューアーの位置を手動で調整します。
メディアプールのクリップが時系列に並ばない問題の解決方法
次に、メディアプール内のクリップが時系列に並ばないという問題についてです。この問題は、ソート設定が正しくないことが原因です。
解決策として、メディアプールの表示設定を変更し、クリップを正しい順序で並べる方法を試してみましょう。
- メディアプールの右上にある「ソートオプション」をクリックします。
- 「日付順」や「名前順」など、必要な順序に変更します。
- また、「日付順」に並ばない場合、ファイル名に日付やタイムスタンプを追加することも検討してみましょう。
バージョン19と20の違いによる設定変更
DaVinci Resolve 19から20にアップデートした際、インターフェースや設定が変更されることがあります。これが原因で、以前のバージョンでは問題がなかったことが、新しいバージョンでは発生することがあります。
特に、ビューアーやメディアプールの配置に関する設定がデフォルトで異なる場合があります。この場合、バージョン20に合わせた設定を再確認し、必要に応じてカスタマイズしましょう。
トラブルシューティングの際の注意点
これらの問題が解決しない場合、DaVinci Resolveの再インストールを試みることも一つの手です。インストールされている設定やキャッシュファイルが破損している場合、再インストールが効果的なことがあります。
また、最新のアップデートを適用することで、バグ修正やパフォーマンス向上が期待できます。常に最新の状態に保つことを心がけましょう。
まとめ
DaVinci Resolve 20のビューアーのズレやメディアプールの順序問題は、設定やインターフェースのカスタマイズによって解決できることが多いです。ビューアーやメディアプールの配置をリセットしたり、ソートオプションを変更することで、作業効率を改善できます。問題が解決しない場合は、再インストールや最新のアップデートの適用を検討しましょう。


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