プログラミング初心者が直面する共通の悩みの一つが、「コードを見て理解はできるけど、自分でコードを書くことができない」という問題です。特に、AtCoderのようなコンテストサイトでの問題解決では、手順を考える能力が必要です。この記事では、手順を考える力を身につけるために必要な方法やアプローチを紹介します。
1. 手順を考える力は「慣れ」と「訓練」で身につく
プログラミングにおける手順を考える力は、一朝一夕で身につくものではありません。しかし、コーディングを続けることで、少しずつ自然に身についていきます。最初は「どうやって問題を解くか?」という思考をフレームワークのように捉えて、問題を小さく分けて解決していくことが大切です。
2. 問題を分解して解く練習をしよう
プログラムを1から書くためには、まず問題を適切に分解することが重要です。例えば、AtCoderの問題では、問題文をよく読み、どんな処理を順番に行えば解けるのかを考えます。このような問題分解の力は、慣れることで自然と鍛えられます。
簡単な例として、数字の合計を求めるプログラムを考えてみましょう。まず、リストを用意して、そのリストの中の数字を順番に足していくという手順を思いつくことが大切です。徐々に複雑な問題に挑戦することで、手順を考える力を高めていくことができます。
3. 「他人のコード」を参考にして学ぶ
他人のコードを見て学ぶことも非常に有効です。問題を解いた人のコードを読むことで、「どうしてそのように考えたのか?」という思考の過程を理解できます。特に、AtCoderなどのオンラインジャッジシステムでは、他の参加者の解法を見ることができるので、実際に他人のコードを読んでみましょう。
他人のコードを読むことで、自分では思いつかなかった手順や工夫を学ぶことができ、次第に自分の思考にも反映されます。
4. 定期的に小さな問題を解いて練習しよう
手順を考える力を鍛えるためには、毎日少しずつでもプログラミングの練習をすることが大切です。AtCoderなどで出題される問題を定期的に解くことで、手順を考える力は徐々に向上していきます。
また、問題を解いた後は、必ず自分の解法を振り返り、改善点を見つけて次回に生かしましょう。このように反復練習をすることで、手順を考える力が身につきます。
まとめ
プログラミングにおける手順を考える力は、慣れと訓練で向上します。問題を小さく分解して解く練習を続け、他人のコードを参考にすることで、着実に力をつけていきましょう。継続的な練習と反省を重ねることで、自分で1からコードを書けるようになる日は必ず来ます。


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