DaVinci Resolve 18までのバージョンでは、素材の拡大縮小がALTキー+ホイールで行えましたが、バージョン20にアップデート後、この方法が使えなくなったと感じている方も多いかもしれません。今回は、DaVinci Resolve 20で素材の拡大縮小を行う方法について解説します。
DaVinci Resolve 20の新しい拡大縮小方法
DaVinci Resolve 20では、拡大縮小の操作が少し変更されました。具体的には、ALT+ホイールでの操作は無効になり、代わりに新しい操作方法が導入されました。
拡大縮小を行うための方法
DaVinci Resolve 20では、素材を拡大縮小するためには「Inspector」を使って調整する方法が一般的です。
- 「Media Pool」から編集したいクリップを選択します。
- 「Inspector」を開き、ここで「Zoom」のスライダーを使って、素材の拡大や縮小が可能です。
- 「Zoom」スライダーを左に動かすと縮小、右に動かすと拡大されます。
また、タイムラインで直接操作したい場合、クリップを選択した後、右クリックメニューから「Transform」を選んで「Zoom」を調整することもできます。
ショートカットを使って拡大縮小
DaVinci Resolve 20でもショートカットキーを利用して作業を効率化できます。拡大縮小の操作はキーボードショートカットを設定することで、さらにスムーズに行えます。
- 「Inspector」を開くのではなく、キーボードの「Ctrl」+「Alt」+「Z」などで拡大縮小を適用するショートカットを設定できます。
- カスタムショートカットを設定するには、メニューの「DaVinci Resolve」→「Keyboard Customization」から設定が可能です。
まとめ
DaVinci Resolve 20では、拡大縮小の操作方法が変わりましたが、Inspectorやカスタムショートカットを使うことで、効率的に編集作業を進めることができます。これで素材の拡大縮小をスムーズに行い、編集作業が快適になります。


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