MacでDropboxを削除したい場合、ただ単にアプリケーションをゴミ箱に入れるだけでは完全に削除できないことがあります。特に、Dropboxのログイン画面が起動時に表示されたり、Launchpadに残っていたりする場合、完全に削除されていない可能性があります。この記事では、MacでDropboxを完全に削除するための手順を解説します。
1. Dropboxアプリケーションを正しく削除する方法
まず最初に、Dropboxアプリケーション自体を削除しますが、単にLaunchpadからアプリをゴミ箱にドラッグするだけでは完全に削除できない場合があります。これを解決するために、以下の手順を実行してください。
- Finderを開き、「アプリケーション」フォルダを選択します。
- Dropboxがまだ「アプリケーション」フォルダにある場合、右クリックして「ゴミ箱に入れる」を選びます。
- ゴミ箱を空にして、Dropboxのアプリケーション自体が完全に削除されていることを確認します。
2. Dropboxのシステム関連ファイルを削除
Dropboxがアプリケーションとして削除されても、システムに残る関連ファイルや設定ファイルがあるため、それらを手動で削除する必要があります。これらのファイルは通常、「ライブラリ」フォルダにあります。以下の手順を行ってください。
- Finderで「移動」メニューから「フォルダへ移動」を選択し、「~/Library/」と入力します。
- 「Application Support」、「Caches」、「Preferences」などのフォルダを探し、Dropbox関連のファイルを削除します。
- これにより、Dropboxの設定やキャッシュが完全に削除され、システムに残っている無駄なデータが消去されます。
3. Dropboxのログイン画面が出てこないようにする
Dropboxアプリが完全に削除された後、ログイン画面が引き続き表示される場合、次の手順で解決できます。
- Macを再起動し、ログイン画面が出てこないかを確認します。
- 再起動後に、まだ表示される場合は、ターミナルを開き、ログイン項目からDropboxを削除します。
- 「システム環境設定」>「ユーザーとグループ」>「ログイン項目」からDropboxを削除します。
4. クラウドサービスの解除と再確認
Dropboxアカウントを削除した場合、アカウントの解除を再度確認することも重要です。公式サイトでアカウントの設定を確認し、完全にログアウトしていることを確認します。また、クラウド上のファイルはまだ残っている場合があるので、Dropboxのウェブサイトにログインして不要なデータを削除してください。
5. まとめ
MacからDropboxを完全に削除するには、アプリケーションの削除だけでは不十分です。システム関連の設定ファイルやログイン項目を手動で削除する必要があります。これらの手順を実行することで、DropboxをMacから完全に削除し、不要なログイン画面の表示も防ぐことができます。


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