Windows 11へのアップデート後やPCのリセット後に、インターネット接続ができなくなる問題は意外に多く発生します。特に、インターネットに接続されているのにブラウザが開けない、またはファイルが破損しているといった状況では、非常に困ってしまうことがあります。この記事では、このような問題に直面した場合の対処法を解説します。
リセット後のインターネット接続不良の原因
PCをリセットすると、ドライバーや設定が初期化されるため、インターネット接続に関する設定が変更されることがあります。また、ネットワークアダプターやWi-Fiドライバーが正しくインストールされていない、または無効になっている場合も考えられます。
リセット後にインターネット接続ができない場合、まずはネットワーク設定やドライバーが正しく機能しているかを確認することが必要です。
ネットワーク設定を確認する
まず、PCがネットワークに正しく接続されているかを確認します。タスクバーの右下にあるネットワークアイコンをクリックして、接続状態をチェックしてください。接続が「ローカル接続のみ」や「インターネット接続なし」と表示されている場合、ネットワーク設定に問題がある可能性があります。
その場合、以下の手順を試してみてください。
- 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「状態」に進み、「ネットワークのトラブルシューティング」を実行する。
- ネットワークアダプターが無効になっている場合は、デバイスマネージャーで「ネットワークアダプター」を確認し、ドライバーを更新する。
ドライバーとソフトウェアの確認
ネットワークに接続できない場合、ドライバーが古いか、互換性がない可能性もあります。特に、PCのリセット後に自動でインストールされなかった場合は、手動でインストールまたは更新する必要があります。
以下の手順を試して、ドライバーの状態を確認してください。
- 「デバイスマネージャー」を開き、「ネットワークアダプター」を右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
- 自動で最新のドライバーがインストールされない場合は、製造元のウェブサイトから最新のドライバーを手動でダウンロードしてインストールします。
インターネットブラウザの設定をリセットする
インターネット接続に問題がない場合でも、ブラウザ（Microsoft EdgeやGoogle Chrome）の設定に問題があることがあります。特に、リセット後にブラウザが「インターネットに接続できません」と表示される場合、設定をリセットすることが効果的です。
Microsoft Edgeの場合。
- 「設定」>「リセット設定」>「設定を元に戻す」を選択します。
- 「設定をリセット」を選択し、ブラウザのキャッシュやCookieを削除して再起動します。
Google Chromeの場合も、同様に「設定」>「詳細設定」>「リセットとクリーンアップ」を選択し、ブラウザ設定をリセットします。
まとめ
Windows 11でインターネット接続ができない問題が発生した場合、ネットワーク設定やドライバーの確認、ブラウザ設定のリセットを試すことが効果的です。特に、PCのリセット後にネットワークアダプターが無効になっている場合があるため、デバイスマネージャーを使用してドライバーを更新することが重要です。これらの手順を実行すれば、多くのインターネット接続に関する問題は解決することができます。
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