Google スプレッドシートで、F2セルに入力した金額の90%を計算し、その金額を100円単位で切り捨てたい場合、どのような関数を使えばよいのでしょうか。この記事では、F2セルの値を基に、G2セルに90%額を100円単位で切り捨てた値を表示させる方法を解説します。
1. 目標の計算式
まず、F2セルに入力された金額の90%を計算する方法です。この計算式を元に、切り捨てを行います。具体的には、次の式を使用します。
=ROUNDDOWN(F2*0.9, -2)この式では、まずF2セルの値に0.9を掛けて90%の金額を計算します。そして、`ROUNDDOWN`関数を使ってその金額を100円単位で切り捨てます。`-2`は100の位で切り捨てるための指定です。
2. `ROUNDDOWN`関数の使い方
`ROUNDDOWN`関数は、指定した桁で切り捨てることができます。引数として、数値と切り捨てたい桁数を指定します。例えば、`ROUNDDOWN(526160*0.9, -2)`の場合、`526160`の90%である`474544`を100円単位で切り捨てて`474500`にします。
このように、100円単位で金額を切り捨てることができ、G2セルに表示される値が求められます。
3. 数値が自動で更新される
この関数をG2セルに入力すると、F2セルに入力した金額が変更されるたびに、G2セルの値も自動的に更新されます。例えば、F2に`526,160`を入力すると、G2には自動的に`474,500`が表示されます。
これにより、金額の90%を切り捨てた結果を簡単に得ることができます。数値が変更されるたびに即座に結果が更新され、手動で計算する手間が省けます。
4. まとめ
Google スプレッドシートでF2セルの金額の90%を100円単位で切り捨てる方法は、`ROUNDDOWN`関数を使うことで簡単に実現できます。`=ROUNDDOWN(F2*0.9, -2)`という式をG2セルに入力することで、入力した金額に応じた正確な結果を得ることができます。スプレッドシートを使った計算を効率化するために、このような関数を活用してみてください。
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