プログラミングにおいて、変数や配列の値を扱う際に使用する式に関して、特に初心者の方から「Seiseki2[i]=Seiseki[i+5] と Seiseki2[i]=Seiseki[i]+5 の違い」について質問を受けることがあります。この2つの式の違いは非常に重要ですが、簡単に理解できるように説明します。
Seiseki2[i]=Seiseki[i+5] の意味
この式では、配列「Seiseki」のi番目の要素に5を加算した値を、配列「Seiseki2」のi番目の要素に代入しています。つまり、Seiseki[i]の値に5つ後の要素(i+5)を加えた値が「Seiseki2[i]」に入ります。
Seiseki2[i]=Seiseki[i]+5 の意味
一方、こちらの式では、「Seiseki[i]」の値に5を加算し、その結果を「Seiseki2[i]」に代入しています。ここでは、i番目の要素に対して5を足した結果が「Seiseki2[i]」に格納されます。
2つの式の違い
大きな違いは、加算する「5」の位置です。最初の式では「i」に5を加えた後、その後ろの要素(i+5)を使いますが、2番目の式では「i」の要素そのものに5を加算します。結果として、最初の式は配列内の異なる要素を参照し、2番目の式は同じi番目の要素に対して計算を行います。
具体例で確認
例えば、Seiseki[0] = 10, Seiseki[5] = 20の時、
Seiseki2[0] = Seiseki[0 + 5] → Seiseki2[0] = Seiseki[5] = 20
Seiseki2[0] = Seiseki[0] + 5 → Seiseki2[0] = 10 + 5 = 15 のように異なる結果になります。
まとめ
簡単に言うと、Seiseki2[i]=Seiseki[i+5]は5つ先の要素を参照し、Seiseki2[i]=Seiseki[i]+5は現在の要素に対して加算を行うという違いがあります。プログラミングではこの違いを意識して使い分けることが重要です。


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