MacBookを購入し、iPhoneやiPadを使って初期設定を行いたいけど、思うように設定が進まない場合に参考になる情報を提供します。特にMacOSのバージョンが古く、iPhoneとの初期設定ができない場合の解決策について解説します。
1. 初期設定とiPhoneとの連携
MacBookの初期設定をiPhoneやiPadで行う場合、MacOSが15.4以降である必要があります。iOSデバイスと連携して初期設定を簡単に行う機能は、MacOS 15.4以上で利用可能です。もし現在使用しているMacBookがMacOS 15.2の場合、まずはOSのアップデートが必要です。
最初に、MacBookを起動し、「設定」から「ソフトウェアアップデート」を確認して、最新のバージョンにアップデートしてください。アップデート後に、iPhoneでの設定を利用できるようになるはずです。
2. 工場出荷状態に戻してもOSは元に戻らない
工場出荷状態に戻すことで、MacOSが古いバージョンに戻ることはありません。工場出荷状態では、MacBookの設定とデータはリセットされますが、インストールされるOSは最新のものです。したがって、OSを最新バージョンにアップデートした後、再度工場出荷状態に戻しても、同じバージョンが保持されます。
3. 初期設定の方法
MacOS 15.4以上をインストールした後、iPhoneやiPadを使って初期設定を行う方法は次の通りです。
- MacBookを起動したら、言語と国を選択する画面が表示されます。
- iPhoneまたはiPadを近づけると、デバイス間で設定情報が自動的に送信されます。
- 指示に従って、Apple IDやWi-Fi設定を行います。
これで、iPhoneまたはiPadを使ってMacBookの初期設定が完了します。
4. MacBookの同期設定をオフにする方法
MacBookの初期設定で、iPhoneやiPadとの同期を避けたい場合、設定で同期機能をオフにすることができます。これを行うには、「システム設定」→「Apple ID」→「iCloud」から、iCloud同期の設定を無効にすることができます。
また、初期設定後にOneDriveやiCloudの同期を解除することで、同期機能を無効にし、完全にローカルで使用することも可能です。
5. まとめ
MacBookの初期設定をiPhoneやiPadで行う方法は、OSを最新バージョンにアップデートすることで利用できる機能です。アップデート後にiPhoneと連携することで、より簡単に初期設定が行えます。もし同期機能を無効にしたい場合は、設定から同期をオフにすることができます。上記の手順を試して、MacBookのセットアップをスムーズに進めてください。


コメント