iMacで外付けHDDが常に動いている場合、さまざまな原因が考えられます。この記事では、Macで外付けHDDが常に動作し続ける原因と、それを止めるための対処法を解説します。
1. 外付けHDDが常に動作する原因
外付けHDDが常に動く原因として最も多いのは、バックグラウンドで行われる自動バックアップや同期作業です。特にTime Machineやクラウドストレージの同期が有効になっている場合、これらのタスクが定期的にHDDにアクセスします。
また、ファイルの読み込みや書き込みが行われていなくても、ソフトウェアが一時的にデータを読み込む場合があります。これがHDDの動作に繋がることがあります。
2. Time Machineの設定を確認する
Time Machineが自動的にバックアップを作成する際、外付けHDDに頻繁にアクセスすることがあります。これが原因でHDDが常に動いている可能性があります。
Time Machineが無効になっているか、手動でバックアップを行う設定になっているか確認してみましょう。Time Machineを無効にする方法は「システム環境設定」>「Time Machine」から設定できます。
3. 外付けHDDのファイルシステムの確認
外付けHDDが常に動作するもう一つの理由として、ファイルシステムが不適切な場合があります。特に、MacとWindowsの両方で使用する場合、NTFSやFAT32ではなく、MacのHFS+やAPFSなどのファイルシステムを使用することで、動作が改善されることがあります。
ファイルシステムの形式を確認し、適切な形式にフォーマットされているかを確認してみてください。
4. アプリケーションやバックグラウンドタスクの確認
バックグラウンドで動作しているアプリケーションやサービスも外付けHDDのアクセスを引き起こす原因となることがあります。特に、音楽や写真などのメディアファイルを管理するアプリケーションが、HDDの内容を定期的に読み込んでいる場合があります。
「アクティビティモニタ」を開き、どのアプリケーションがHDDにアクセスしているかを確認してみましょう。必要ないアプリケーションがアクセスしている場合、それを無効にすることで改善されることがあります。
5. 外付けHDDの健康状態をチェックする
外付けHDDが異常をきたしている場合、常に動作していることがあります。ディスクユーティリティを使用して、HDDのエラーや不良セクタがないかチェックすることができます。
ディスクユーティリティを開き、外付けHDDを選択して「First Aid」を実行することで、ディスクの状態を確認し、修復を試みることができます。
6. まとめ
外付けHDDが常に動作する原因は、バックグラウンドでの自動バックアップや同期、アプリケーションのアクセス、HDD自体のファイルシステムの問題など様々です。上記の方法で原因を一つずつ特定し、解決策を試してみることで、問題を解決できる可能性があります。
もしそれでも解決しない場合は、外付けHDDに不具合がある可能性もあるため、メーカーに問い合わせることも一つの方法です。
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