Windows 11のIllustratorで同じ位置・同じサイズの長方形を素早く作成する方法

Illustratorで画像の上に同じ位置、同じサイズの長方形を素早く作成する方法にはいくつかの方法があります。今回はその方法について詳しく解説します。

1. 既存のオブジェクトをコピーして長方形を作成

画像が配置された状態で、まずは長方形ツールを使って長方形を描きます。その後、Shift + Alt（Windowsの場合）を使い、コピーを作成して位置を合わせます。コピーされた長方形を画像の上にぴったり配置することができます。

Illustratorには「アラインパネル」があります。このパネルを使うことで、オブジェクト同士を正確に位置合わせできます。画像の端に長方形を合わせたい場合、まず画像を選択し、その後長方形を選択して、アラインパネルから「左揃え」や「中央揃え」を使うと簡単に配置ができます。

長方形ツールで描いた長方形が、最初に描いたサイズと違っていた場合、数値入力で正確にサイズを指定することができます。「ウィンドウ」メニューから「変形」パネルを開き、長方形の高さと幅を手動で入力することで、サイズをピッタリ合わせられます。

もし同じサイズの長方形を複数作成したい場合、まず1つ目の長方形を作成してから、Shift + Ctrl + G（Windowsの場合）でグループ化を行います。これで1つ目の長方形を基準にして、他の長方形を簡単にコピー＆ペーストして配置できます。

Illustratorで同じ位置、同じサイズの長方形を素早く作成するためには、アラインパネルや数値入力、グループ化などの機能を活用すると便利です。これらを活用することで、作業効率が大幅に向上します。