Blenderでカーブの太さが編集モードで表示されない問題を解決する方法

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Blenderでカーブに太さをつけたものが編集モードで表示されなくなるという問題は、設定ミスやビューオプションの変更によるものです。この記事では、カーブが編集モードで正しく表示されない場合の原因とその解決方法を解説します。

Blenderの編集モードでカーブの太さが表示されない理由

Blenderの編集モードでは、カーブの太さが適切に表示されないことがあります。この現象は、通常、カーブの「ビューポート表示設定」や「カーブのプロパティ」に関する設定が影響している場合が多いです。例えば、「べベル」や「丸め」「深度」の設定が正しく反映されていない、または表示モードが間違っている可能性があります。

具体的には、ビューオプションが誤って設定されていたり、カーブの表示スタイルが「編集モード」で無効になっている場合にこの問題が発生することがあります。

ビューオプションを確認する

最初に確認すべきは、Blenderの「ビューオプション」です。編集モードでカーブを表示するためには、ビューポートオーバーレイが適切に設定されていることを確認しましょう。

1. 3Dビューで右上の「オーバーレイ」パネルを開きます。

2. その中の「カーブ」の項目にある「曲線の表示」を確認し、「全て」を選択してください。

これで、カーブの制御点やハンドルに加えて、べベルによる太さが表示されるようになります。

カーブのプロパティを再確認する

次に、カーブのプロパティを確認します。カーブオブジェクトの「データプロパティ」タブに移動し、「べベル」セクションの設定を確認します。ここで、「深度」や「丸め」などのパラメータが適切に設定されているかを再確認してください。

「深度」の値が0の場合、カーブの太さは表示されませんので、適切な深さを設定する必要があります。また、設定が反映されない場合、設定を一度無効にしてから再度有効にしてみてください。

「オブジェクトモード」と「編集モード」の違いに注意する

オブジェクトモードではカーブの太さが正しく表示されても、編集モードでは表示されないというケースはよくあります。これは、オブジェクトモードと編集モードでは表示の仕方が異なるためです。

編集モードに切り替えた際、カーブに太さを適用するための表示設定が無効になっている場合があります。この場合、再度表示設定を調整し、ビューポートオーバーレイやカーブのプロパティ設定を見直すことで、問題が解決することがあります。

カーブをメッシュに変換する方法

もし上記の方法で解決しない場合、カーブをメッシュに変換することで問題を回避することができます。メッシュに変換すれば、その後は通常のメッシュオブジェクトとして扱うことができ、編集モードでも太さが正常に表示されます。

1. カーブオブジェクトを選択し、「オブジェクト」メニューから「変換」>「メッシュに変換」を選択します。

これにより、カーブがメッシュとして扱われ、太さを含むジオメトリが編集モードで表示されるようになります。

まとめ

Blenderでカーブの太さが編集モードで表示されない場合、ビューオプションやカーブプロパティの設定が原因であることが多いです。これらの設定を再確認し、必要に応じてメッシュに変換することで問題を解決できます。これらの手順を試して、編集モードでのカーブの表示を元に戻してみましょう。

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