Live2D Cubismでアニメーションを制作する際、物理演算が正しく反映されない場合の対処法について解説します。PCからiPadへの設定移行を行う場合の問題や、物理演算の設定に関する詳細も合わせて紹介します。
1. 物理演算が反映されない原因とその対処法
Live2D Cubismでは、物理演算を使ったアニメーション設定を行うことができます。しかし、作成したアニメーションをMP4形式で書き出す際、物理演算が反映されない場合があります。この場合、物理演算を使ったパラメータを正しくアニメーションに適用するためには、以下の手順を確認することが大切です。
まず、物理演算が設定されているパラメータが、アニメーションタイムラインで正しく反映されているか確認してください。もし反映されていない場合は、アニメーションのタイムラインにおいてそのパラメータを手動で設定し、動きが反映されるように調整します。
2. 物理演算のパラメータ設定方法
Live2D Cubismで物理演算のパラメータをアニメーションに反映させるためには、以下の手順を実行します。
- 物理演算を適用したいパーツを選択
- パラメータに物理演算を追加し、動きを設定
- アニメーションタイムラインで物理演算パラメータを適用
- パラメータの動きを細かく調整し、アニメーションをプレビュー
この手順を踏むことで、物理演算が正しく反映されるはずです。
3. PCからiPadへのワークスペースやタブメイト設定の移行方法
PC版Live2D CubismからiPad版にワークスペースやタブメイト設定を移行する場合、まずPC版で設定をバックアップします。しかし、iPad版では直接バックアップを取ることができる機能が限られているため、設定を手動で移行する必要があることがあります。
移行する際、iPad版ではバックアップ設定が自動的に反映されないことがあるため、iPad版で新たにワークスペースやタブメイトを設定し、PC版と同様に調整します。
4. 動画書き出し時の物理演算反映を確認する方法
物理演算が正しく反映されたかを動画として書き出す前に確認するには、プレビュー機能を使って、物理演算の反映具合を確かめます。その後、プレビューで確認した動きが反映されている場合は、MP4形式で書き出しても物理演算が適切に適用されるはずです。
物理演算の反映がうまくいかない場合、エクスポート設定やタイムライン設定を再度確認して調整します。
まとめ
Live2D Cubismで物理演算を使ったアニメーションを制作する際、設定したパラメータが正しく反映されない問題は、タイムライン設定やパラメータの適用ミスが原因であることが多いです。物理演算を動画に反映させるためには、プレビュー機能を利用して確認し、適切に設定を行うことが重要です。また、PCからiPadへの設定移行の際は、手動で設定を移行することを覚えておきましょう。


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