Adobe InDesignを使用してWordデータを流し込む際、脚注が適切に変換されないことがあります。特に、後注に変換した際に脚注の境界線が消えない、または赤いプラスマーク(+)が残ってしまうという問題が発生することがあります。この記事では、これらの問題を解決するための方法を解説します。
1. 脚注の境界線が消えない問題の原因
脚注の境界線が消えない場合、主に次のような原因が考えられます。
1. 脚注スタイルの設定が原因で、変換後も境界線が残ることがある。
2. 「段落スタイル」や「テキストフレーム」の設定が影響している可能性がある。
2. 脚注の境界線を消す方法
脚注の境界線を消すためには、まず「脚注スタイル」を調整します。以下の手順で境界線を消すことができます。
- 「ウィンドウ」メニューから「スタイル」を選択し、「段落スタイル」を開きます。
- 「脚注スタイル」を選択し、スタイルオプションを編集します。
- 「境界線」オプションをオフにするか、境界線の設定を変更して、境界線を削除します。
これで、脚注の境界線が消えます。
3. 赤いプラスマーク(+)の解除方法
赤いプラスマーク(+)は、テキストフレームの中に収めきれないテキストがある場合に表示されます。このプラスマークを解除するには、以下の方法を試してください。
- テキストフレームを選択し、テキストを自動的に流し込めるように設定します。
- 「オブジェクト」メニューから「テキストフレームオプション」を選択し、「自動調整」を選びます。
- また、文字数を調整することで、フレーム内に収めることができます。
これにより、赤いプラスマークを解除することができます。
4. その他の役立つテクニック
脚注の問題を解決するためには、その他のテクニックも有効です。
- 「段落スタイル」を細かく調整して、脚注に適用されるフォーマットを統一する。
- 「テキストフレームオプション」でフレームの自動調整を行い、テキストの流れをスムーズにする。
- Wordデータをインポートする際に、必要な設定を事前に行うことで、インデザイン側で問題が起こりにくくなります。
5. まとめ
Adobe InDesignで脚注の境界線が消えない場合や赤いプラスマークが表示される場合、スタイル設定やテキストフレームの調整を行うことで解決できます。また、Wordデータを流し込む際には、インデザインの設定を確認し、正しいスタイルやオプションを適用することが大切です。これらの方法を試して、スムーズな作業を実現しましょう。
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