スケッチアップを使っていると、グループ化したオブジェクトを他の面に貼り付ける際に回転がうまくいかないことがあります。この記事では、スケッチアップでの操作方法、特にアルミサッシを東西南北面に複写したり、回転させる方法について詳しく解説します。
1. スケッチアップでグループ化したアルミサッシを複写する基本的な方法
まず、スケッチアップでアルミサッシをグループ化する方法は、サッシ部分を選択し、右クリックメニューから「グループ化」を選びます。この状態で、複製するためには「移動」ツールを使用し、Ctrlキー(Windowsの場合)やOptionキー(Macの場合)を押しながらドラッグします。これにより、選択したオブジェクトを複製できます。
複製を作成した後、他の面に貼り付けるには、貼り付けたい面を選んでから、同様に移動ツールでグループ化したアルミサッシを位置合わせして配置します。
2. 回転がうまくいかない場合の対処法
回転をさせる際、面に合わせて90度や180度の回転ができない場合は、まず選択したグループの軸が正しいかを確認してください。スケッチアップでは、回転の軸が正しく設定されていないと、希望通りに回転できないことがあります。
回転軸を変更するには、「ツール」メニューから「回転」ツールを選び、回転軸となる点をクリックしてから回転させたい角度を入力します。また、回転後にオブジェクトがずれてしまう場合は、再度位置を調整することが必要です。
3. 異なる面に対する回転設定の調整
異なる面に回転を適用する場合、例えば東面に配置した後、他の面(西面、南面、北面)にアルミサッシを配置する際、スケッチアップは回転方向や位置を自動で調整しないことがあります。この場合、手動で面に合わせて回転を設定する必要があります。
「回転」ツールを使用して、角度を手動で調整することで、所望の面にアルミサッシを正しく配置することができます。回転する角度を正確に入力して、角度のずれをなくすことがポイントです。
4. まとめ
スケッチアップでの操作において、グループ化や回転に関する問題は、ツールや操作方法を正しく理解することで解決できます。まずはオブジェクトをグループ化し、移動ツールや回転ツールをうまく活用することが大切です。また、回転軸の設定や角度調整を意識して操作することで、アルミサッシを正確に配置することができます。正しい手順を踏んで、効率的に作業を進めましょう。


コメント