Excelで印刷時に特定のセルを非表示にする方法

Excelで作成したシートにおいて、画面上には表示させるけれども印刷時には非表示にしたいセルがある場合、簡単な方法で設定が可能です。この記事では、Excelで特定のセルを印刷から除外する方法を紹介します。

1. セルを印刷から除外する方法

Excelでは、特定のセルを非表示にして印刷することができます。これを実現するには、「セルの書式設定」を使って非表示にする方法が最も簡単です。

手順は以下の通りです。

• 非表示にしたいセルを選択します。
• 右クリックして「セルの書式設定」を選択します。
• 「表示」タブを開き、「印刷時に非表示」のチェックボックスをオンにします。
• 「OK」をクリックして設定を完了します。

これで、印刷プレビューや実際の印刷時には、選択したセルが表示されなくなります。

2. 非表示セルの取り扱い

上記の設定で印刷時にセルを非表示にしても、画面上では通常通りそのセルが表示されます。したがって、通常の操作には影響を与えません。印刷したくないデータを保持しつつ、印刷物に影響を与えないために便利な機能です。

また、印刷時に特定の範囲のみを非表示にすることも可能で、ページごとに異なる設定を行いたい場合にも対応できます。

3. 代替方法：印刷範囲を設定する

もしセルの非表示が難しい場合、印刷時に特定の範囲だけを印刷する方法も有効です。Excelでは、印刷範囲を指定することができます。

手順は以下の通りです。

• 印刷したくない範囲を選択し、「ページレイアウト」タブから「印刷範囲を設定」を選びます。
• 次に、「印刷範囲の設定」を選んで、必要な部分のみを印刷する設定に変更します。

これにより、印刷時に指定した範囲のみが印刷され、不要なセルを避けることができます。

4. まとめ

Excelでは、特定のセルを画面上に表示させながら、印刷時には非表示にすることができます。セルの書式設定を使って印刷時に非表示にする方法や、印刷範囲を指定する方法を活用することで、印刷物をカスタマイズできます。これらの方法をうまく活用して、効率的に印刷作業を行いましょう。