Office 2019をアンインストールした場合、Outlookデータファイル(.pstや.ostファイル)は自動的に削除されるのか?その疑問にお答えします。Outlookの設定やデータファイルの保存場所について、アンインストール時にどうなるのかを理解しておくことが重要です。
1. Outlookデータファイルの保存場所
Outlookデータファイル(.pstや.ostファイル)は、通常、ユーザーのドキュメントフォルダ内に保存されています。Office 2019をアンインストールしても、これらのデータファイル自体は削除されません。アンインストール操作は、アプリケーション本体に関連するファイルに影響を与えますが、ユーザーデータは保持されます。
ただし、Outlookの設定やプロファイルが必要ない場合は手動でデータファイルを削除することができます。
2. Officeアンインストール時の影響
Office 2019をアンインストールすると、Outlook自体はPCから削除されますが、保存されているメールや連絡先などの情報はそのまま残ります。これらはOutlookを再インストールした際に再度利用することができます。つまり、Outlookデータファイルは手動で削除しない限り、アンインストール後もパソコンに残り続けます。
アンインストールを実行する際、Outlookのデータをバックアップしておくことをお勧めします。
3. Outlookデータファイルのバックアップ方法
Outlookデータファイルを安全に保管するためには、定期的にバックアップを取っておくことが重要です。データファイル(.pstや.ost)のバックアップは、Outlookの設定メニューから簡単に行うことができます。
バックアップ方法は、Outlookを開き、「ファイル」→「情報」→「アカウント設定」→「アカウント設定」→「データファイル」タブから行います。ここから「追加」ボタンをクリックして、保存先を指定することができます。
4. 手動でのOutlookデータファイルの削除
もし、Outlookをアンインストールした後にデータファイルを削除したい場合は、以下の手順で手動で削除できます。
- ファイルエクスプローラーを開き、Outlookのデータファイルが保存されているフォルダに移動します(通常は「C:\Users\ユーザー名\Documents\Outlook Files」)。
- 必要なデータをバックアップした後、不要なファイルを削除します。
Outlookのプロファイルが不要な場合は、この方法で完全に削除することができます。
5. まとめ
Office 2019をアンインストールしても、Outlookデータファイルは自動的には削除されません。データファイルは、PC内に残り続け、手動で削除しない限り失われることはありません。安全なデータ管理のために、バックアップを定期的に行い、必要なときにデータを復元できるようにしておくことが大切です。


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