犬の健康チェック記録(犬ID、測定日、体温)において、各犬ごとに連続して体温が上昇している期間を抽出するには、SQLのウィンドウ関数を活用すると効率的です。LAG関数や連番の差分を組み合わせることで、簡潔に期間を特定できます。
LAG関数で前回の体温を取得する
LAG関数を使うと、同一犬の前回測定値を取得できます。これにより、現在の体温が前回より高いかどうかを判定できます。
例:SELECT DogID, CheckDate, Temp, LAG(Temp) OVER (PARTITION BY DogID ORDER BY CheckDate) AS PrevTemp FROM HealthCheck
増加フラグの作成
前回の体温との差を計算し、上昇している場合にフラグを立てます。これにより、連続上昇期間の開始と終了を特定できます。
例:CASE WHEN Temp > PrevTemp THEN 1 ELSE 0 END AS IsIncreasing
連続期間を識別する差分手法
連番を生成し、犬IDと組み合わせた差分を計算すると、連続した上昇期間ごとにグループ化できます。連続する増加フラグの累積値を用いると、連続区間をまとめることが可能です。
例:SUM(CASE WHEN IsIncreasing=0 THEN 1 ELSE 0 END) OVER (PARTITION BY DogID ORDER BY CheckDate ROWS UNBOUNDED PRECEDING) AS GroupID
期間集計と抽出
上記で生成したグループIDを用いて、各連続上昇期間の開始日・終了日・期間日数などを集計します。
例:SELECT DogID, MIN(CheckDate) AS StartDate, MAX(CheckDate) AS EndDate, COUNT(*) AS Days FROM (前処理クエリ) GROUP BY DogID, GroupID
まとめ
犬の体温データにおける連続上昇期間の検出は、LAG関数で前回値を取得し、増加フラグを作成、連番差分でグループ化することで実現できます。ウィンドウ関数を活用することで、複雑な手続きなしに各犬ごとの上昇期間を効率的に抽出可能です。


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