Excelを使って、特定の時間帯(例えば12時〜14時まで)における利用者ピーク数や満席率をグラフ化する方法について説明します。特に、横軸を20分単位で設定し、縦軸に人数と満席率を並行して表示したい場合、どのようにデータを準備し、グラフを作成すればよいかを具体的に解説します。
1. データの準備
まず、必要なデータをExcelシートに入力します。横軸に12時から14時の時間帯を20分単位で入力し、縦軸には「人数」と「満席率」のデータを並べます。時間帯を入力する際、Excelで「12:00 AM」から「2:00 PM」までの時間を20分単位で設定します。例えば、セルに「12:00」「12:20」「12:40」「1:00」などと入力します。
次に、人数と満席率のデータを、それぞれの時間帯に対応する行に入力します。人数は利用者数、満席率は(利用者数/席数)として入力することができます。
2. 時間帯の設定方法
Excelで時間帯を設定する際、最初に問題となるのは、必要ない時間帯が表示されることです。この問題を解決するためには、セルの書式設定を行い、横軸の時間を「hh:mm」形式にして、さらに必要な時間帯(12時〜14時)だけが表示されるように設定します。
時間の単位を「20分」として設定するには、「12:00」「12:20」など、手動で時間を入力するか、数式を使って時間を自動的に入力することもできます。
3. グラフ作成の方法
データを入力したら、次にグラフを作成します。Excelでは、人数と満席率を並行して表示するため、複合グラフ(例: 棒グラフと折れ線グラフ)を使用することが有効です。以下の手順で複合グラフを作成します。
- データを選択し、「挿入」タブをクリック
- 「グラフの種類」で「複合グラフ」を選択
- 「棒グラフと折れ線グラフ」を選んで、人数と満席率を異なる軸に割り当てる
4. 右軸(満席率)の設定
満席率を表示するためには、右軸を使用して人数と並行して表示します。右軸を設定する方法は、以下の手順を参考にしてください。
- グラフ内で満席率のデータを右クリック
- 「系列の書式設定」を選び、「第2軸」を選択
- 右軸が表示され、人数と満席率を並行してグラフ化することができます
5. まとめ
Excelを使用して時間帯ごとの利用者ピーク数と満席率をグラフ化する方法について解説しました。必要な時間帯だけを表示し、複合グラフを使用して人数と満席率を並行して表示することができます。これにより、視覚的にわかりやすくデータを分析することができます。


コメント