Microsoft Accessで部品品番を管理する際、品番の特定の位置にハイフンを挿入したい場合があります。例えば、部品品番「1010102021」を「10101-02021」のように表示するには、どのような式を使えば良いのでしょうか?この記事では、Accessで部品品番にハイフンを挿入する方法を解説します。
部品品番にハイフンを挿入する式の基本
Accessでは、テキスト操作を行うために、Mid関数やLeft関数、Right関数を使用することができます。部品品番にハイフンを挿入するためには、これらの関数を使って品番を分割し、ハイフンを挿入する処理を行います。
たとえば、「1010102021」という部品品番の5桁目と6桁目の間にハイフンを挿入するためには、以下の式を使用します。
Left([部品品番], 5) & "-" & Right([部品品番], Len([部品品番]) - 5)
この式では、Left関数を使って最初の5桁を取り出し、Right関数で残りの桁を取り出した後、それらをハイフンで結合しています。
具体例:部品品番フィールドにハイフンを挿入する
たとえば、部品品番「1010102021」を「10101-02021」と表示したい場合、次の手順を踏みます。
- テーブルの部品品番フィールドを選択します。
- クエリデザインビューを開き、新しい列を追加します。
- 新しい列に、上記の式を入力します。
- クエリを実行して、部品品番の5桁目にハイフンが挿入されていることを確認します。
これで、部品品番の5桁目にハイフンが挿入された結果が表示されます。
式の応用:柔軟な品番フォーマットの作成
上記の方法では、常に5桁目にハイフンを挿入していますが、場合によっては異なる桁にハイフンを挿入したいこともあるでしょう。その場合、式を少し変更することで、別の位置にハイフンを挿入することができます。
例えば、部品品番の3桁目と4桁目の間にハイフンを入れたい場合は、次のように変更します。
Left([部品品番], 3) & "-" & Right([部品品番], Len([部品品番]) - 3)
このように、Left関数とRight関数の使い方を応用することで、さまざまなフォーマットを作成することができます。
まとめ
Accessで部品品番にハイフンを挿入するためには、Left関数とRight関数を使用して、部品品番を分割し、それをハイフンで結合することで簡単に実現できます。この方法を使うことで、部品品番を指定したフォーマットで表示でき、データ管理がさらに効率的になります。
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