エクセルのSUMIFS関数を使って、複数の条件でデータを集計することができます。今回の質問では、特定の月別の売上を集計し、さらに「M列に※があるもののみ集計する」という条件を加えたいというものです。この記事では、その方法を解説します。
SUMIFS関数の基本
まず、SUMIFS関数の基本構文を理解しておきましょう。SUMIFS関数は、複数の条件に一致する範囲の合計を計算します。一般的な構文は次の通りです。
=SUMIFS(合計範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, ...)
上記の構文で、合計範囲は合計したいセル範囲、条件範囲と条件は、その範囲に適用する条件です。
「※」があるもののみ集計する方法
ご質問の内容に対して、M列に「※」があるもののみを集計したい場合、条件として「M列が※である」という条件を加えます。具体的には、次のような式を使用します。
=SUMIFS(INDIRECT(B65&"!G:G"), INDIRECT(B65&"!B:B"), ">=2025/03/01", INDIRECT(B65&"!B:B"), "<2025/04/01", INDIRECT(B65&"!M:M"), "※")
この式では、SUMIFS関数の条件として「M列に※がある」という条件を加えています。INDIRECT関数はシート名を動的に参照するため、シートが増えた場合でも柔軟に対応できます。
条件の追加方法
この式のポイントは、条件範囲を「M列」に設定し、条件として「※」を指定することです。これにより、M列に「※」がある行の売上だけが集計されます。
もし「※」以外の文字列や別の条件を使用する場合は、条件部分を変更するだけで対応できます。
まとめ
SUMIFS関数を使うことで、複数の条件を組み合わせて効率的にデータを集計できます。今回のように、特定の条件(この場合、M列に「※」があること)を追加する方法を学ぶことで、エクセルでの作業効率を大幅に向上させることができます。


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