AtCoder ABC325 E問題の解法とコード解析:WAが出る原因と修正方法

プログラミング

AtCoderのABC325のE問題に挑戦している方へ、コードに関する疑問とWA(Wrong Answer)の原因について解説します。質問者が提出したコードは、基本的なロジックやアプローチは正しいですが、いくつかの部分で修正が必要です。この解説では、コードのポイントを順番に確認し、問題の解決方法を提供します。

1. 問題の概要

AtCoderのABC325 E問題は、グラフやダイクストラ法を使った最短経路問題のようなものです。質問者のコードは、ダイクストラ法を使ってコストを最小化しようとしていますが、いくつかの部分で不正な結果が出てしまうようです。

2. 提出されたコードの概要

質問者が投稿したコードは、以下のような構造になっています。基本的に、コストを最小化するためにダイクストラ法を使っていますが、条件分岐やコスト計算に関する部分で改善の余地があります。

2.1 コードの問題点

コードの一部で、条件分岐やコスト計算の部分に誤りがあり、WAが出る原因となっています。特に、if(d[pos][i]*a<=d[pos][i]*b+c) の条件式の部分で、コストの比較が不正確です。

3. 解法の修正

コードを修正するには、以下のポイントに注意します。

3.1 コスト計算の見直し

コストを計算する際、正しい条件式に変更することで、無駄な計算を防ぎ、正しい結果を得ることができます。特に、d[pos][i]*ad[pos][i]*b+c の比較が正確に行われるように修正します。

3.2 コストの初期化

コストを初期化する際、vector cost(n+1, 2e18); という初期化が使われていますが、これを見直す必要があるかもしれません。適切な初期化を行うことで、より効率的なコスト計算が可能になります。

4. より効率的なアプローチ

WAが出る原因を特定した後、効率的に問題を解決するためには、以下の点を考慮します。

4.1 ダイクストラ法の最適化

ダイクストラ法を使っている場合、優先度付きキューの効率的な使用や、状態遷移の最適化が重要です。無駄な計算を減らすために、適切なデータ構造を選ぶことが解決の鍵となります。

4.2 デバッグの方法

WAを解決するためには、まず小さなテストケースでデバッグを行い、どこで誤った結果が出ているのかを確認することが大切です。デバッグ用の出力を追加して、各ステップでの状態を確認しましょう。

5. まとめ

AtCoderのABC325 E問題の解法を修正するためには、コスト計算と条件分岐の部分を見直し、適切な初期化を行うことが必要です。また、ダイクストラ法の効率化やデバッグを行うことで、WAを回避することができます。これらの修正を加えることで、正しい結果を得ることができるでしょう。

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