Windows 11 の Snipping Tool(スニッピングツール)で、切り取りたい範囲が勝手に縮小されてしまう問題に直面している方もいるかもしれません。この現象は、AIによる自動的な範囲補正が原因で発生しています。では、この機能を無効にするためにはどのように設定を変更すればよいのでしょうか?以下の手順で問題を解決することができます。
1. Snipping Toolの設定を確認
まず、Snipping Toolを開き、設定を確認します。最新のWindows 11では、AI機能が有効化されているため、切り取る範囲が自動的に調整されることがあります。この機能を無効にすることで、手動で選択した範囲をそのまま切り取ることができるようになります。
2. 自動補正を無効化する方法
「Snipping Tool」アプリを開き、画面右上にある歯車アイコン(設定)をクリックします。設定画面内で、「範囲調整の自動補正」や「AIによる補正」などの項目を探し、それをオフにします。これにより、選択した範囲が自動で変更されることはなくなります。
3. 他のツールを検討する
もしSnipping Toolの設定変更で解決しない場合、他のスクリーンキャプチャツールを検討するのも一つの方法です。たとえば、「Greenshot」や「ShareX」などのツールは、より細かい設定が可能で、AIによる補正を受けることなく、精密な範囲指定ができます。
4. Windows 10での動作との違い
Windows 10とWindows 11では、Snipping Toolの動作が若干異なります。Windows 10では自動補正機能がデフォルトで無効になっていたため、このような問題は発生しませんでした。Windows 11の新機能により、AIによる補正が有効化されたため、これが原因で設定の変更が必要になることがあります。
5. まとめ
Windows 11のSnipping Toolで切り取りたい範囲が勝手に縮小される場合、自動補正機能を無効にすることで解決できます。設定を調整することで、以前のように自由に範囲を選択して切り取ることができるようになります。それでも問題が解決しない場合は、他のキャプチャツールを使用することを検討しましょう。


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