AutoCADでショートカットキーをカスタマイズしているときに、誤って元の設定を変更してしまうことがあります。特に、DesignCenterのショートカットキー(Ctrl+2)を間違って変更した場合、元の状態に戻す方法や、新しいショートカットキーを設定する方法について解説します。
1. CUI(カスタマイズユーザーインターフェース)を使ってショートカットキーを復元
AutoCADでは、ショートカットキーやコマンドをカスタマイズするためにCUI(カスタマイズユーザーインターフェース)を使用します。もしCtrl+2を間違って変更してしまった場合、この設定を元に戻すことで、DesignCenterのショートカットキーを復元できます。
手順:
- 「CUIコマンド」を入力して、カスタマイズユーザーインターフェースを開きます。
- 左側の「キーボードショートカット」セクションを選択し、Ctrl+2に関連するショートカットを見つけます。
- そのショートカットを選択し、右クリックで「元に戻す」オプションを選びます。
- 「OK」をクリックして、変更を保存します。
2. DesignCenterのショートカットキー(Ctrl+2)を再設定
Ctrl+2でDesignCenterを開くためのショートカットキーが動作しない場合、その設定を手動で再設定する必要があります。CUIで設定を変更した後、Ctrl+2が正しく機能することを確認してください。
手順:
- CUIで「DesignCenter」を検索し、関連するショートカット設定を見つけます。
- 適切なマクロやコマンドを指定し、Ctrl+2に再割り当てします。
- 再度「OK」をクリックして設定を完了させます。
3. 新しいショートカットキーを作成する方法
DesignCenterを閉じるショートカットキーを作成したい場合、新しいキーボードショートカットをカスタマイズすることができます。たとえば、Ctrl+Shift+英数字で新しいショートカットを設定できます。
手順:
- CUIを開き、「キーボードショートカット」を選択します。
- 新しいショートカットキーを作成したいコマンド(「DesignCenter閉じる」など)を選びます。
- 新しいショートカット(例:Ctrl+Shift+数字)を割り当てます。
- 「OK」をクリックして、設定を保存します。
4. 設定を元に戻すための復元方法
以前行った設定変更が元に戻らない場合、CUIで手動で調整することができる他に、AutoCADの設定を初期化する方法もあります。ただし、この方法は他のカスタマイズもリセットされるため、慎重に行う必要があります。
手順:
- 「オプション」メニューから「設定のリセット」を選択します。
- 「AutoCADの設定を初期化」オプションを選び、確認後に設定をリセットします。
- これにより、変更した設定を元に戻すことができますが、すべてのカスタマイズも初期化される点に注意してください。
まとめ
AutoCADでショートカットキーを間違って変更してしまった場合、CUIで手動で設定を修正し、元のショートカットを復元することが可能です。新しいショートカットキーを作成したい場合も、CUIで簡単にカスタマイズできます。もし設定を元に戻す必要がある場合、リセット機能を使用してデフォルトの設定に戻すことができます。
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