CLIP STUDIO PAINT PROで24フレームまでしかアニメーションを作成できない場合、36フレームのアニメーションを作成するためにPhotoshopを使用する方法について解説します。Photoshopではアニメーションの制作に便利なタイムライン機能があるため、クリスタで作成したイラストをPhotoshopにインポートして、アニメーションを完成させることが可能です。
1. クリスタでアニメーションのイラストを準備する
まず、クリスタで作成したアニメーションのイラストを準備します。各フレームをレイヤーとして分けておくことが重要です。例えば、フレームごとのレイヤーを作成して、それぞれの動きを表現できるようにしましょう。
クリスタでは24フレームまでしか作成できないため、24フレームを作成したら、Photoshopで残りのフレームを追加することを考えます。
2. クリスタのファイルをPhotoshopにインポートする方法
次に、クリスタで作成したイラストをPhotoshopにインポートします。クリスタで作成したアニメーションは、PSD(Photoshopドキュメント)形式でエクスポートできます。これをPhotoshopにインポートすることで、レイヤーごとのイラストがそのままPhotoshopに反映されます。
1. クリスタで「ファイル」→「エクスポート」→「PSD形式」で保存します。
2. 保存したPSDファイルをPhotoshopで開きます。
3. Photoshopでタイムラインを使用してアニメーションを作成
Photoshopでは、タイムライン機能を使ってアニメーションを作成できます。タイムラインを表示するには、「ウィンドウ」→「タイムライン」を選択します。
タイムラインが表示されたら、以下の手順でアニメーションを作成します。
- タイムラインパネルで「フレームアニメーション」を選択
- 各フレームをタイムラインに追加し、表示するレイヤーを切り替えます
- 必要に応じてフレームの再生時間を調整し、アニメーションを確認します
これにより、24フレームのアニメーションをさらに追加し、36フレーム以上のアニメーションを完成させることができます。
4. アニメーションの書き出し
アニメーションが完成したら、書き出して実際に再生できる形式で保存します。Photoshopでは「ファイル」→「書き出し」→「Web用に保存」で、GIFや動画形式(MP4など)で書き出すことができます。
これで、Photoshopを使用して36フレームのアニメーションを完成させることができます。
まとめ
クリスタで制作したイラストをPhotoshopにインポートし、36フレームのアニメーションを作成する方法を紹介しました。Photoshopのタイムライン機能を活用すれば、クリスタの制限を超えてアニメーションを作成することが可能です。これにより、クリエイティブなアニメーション制作が簡単に行えるようになります。


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