オーロラクロックなどのLED制御を使って、特定のタイミングで異なる色を点灯させるプログラムを作成することは、プロジェクトの一環として非常に有用です。本記事では、青色を15秒、黄色を5秒、赤色を15秒に点灯させるプログラムの作成方法について解説します。
オーロラクロックのLEDを使った色の点灯制御
オーロラクロックでLEDの色を制御するためには、特定のピンに対応するLEDを点灯させるためのコードを記述する必要があります。例えば、青色、黄色、赤色それぞれに対応するGPIOピンを指定し、その後点灯の時間を設定します。
int bluePin = 9; // 青色LEDのピン
int yellowPin = 10; // 黄色LEDのピン
int redPin = 11; // 赤色LEDのピン
まず最初に、各ピンを出力モードとして設定します。
void setup() {
pinMode(bluePin, OUTPUT);
pinMode(yellowPin, OUTPUT);
pinMode(redPin, OUTPUT);
}
青色LEDを15秒間点灯させる
青色LEDを点灯させるには、`digitalWrite()`関数を使用して指定したピンにHIGH信号を送り、その後`delay()`で時間を指定して青色を保持します。15秒間点灯させるためのコードは以下の通りです。
digitalWrite(bluePin, HIGH);
delay(15000);
digitalWrite(bluePin, LOW);
このコードは、青色LEDを15秒間点灯させ、その後消灯するものです。
黄色LEDを5秒間点灯させる
黄色LEDを点灯させる際は、青色と同様に`digitalWrite()`と`delay()`を使って制御します。黄色を5秒間点灯させるコードは以下のように書けます。
digitalWrite(yellowPin, HIGH);
delay(5000);
digitalWrite(yellowPin, LOW);
これにより、黄色LEDが5秒間点灯し、その後消灯します。
赤色LEDを15秒間点灯させる
赤色LEDも青色と黄色と同様に制御できます。赤色を15秒間点灯させるためのコードは次の通りです。
digitalWrite(redPin, HIGH);
delay(15000);
digitalWrite(redPin, LOW);
これにより、赤色LEDが15秒間点灯した後、自動的に消灯します。
全体のプログラム例
青色、黄色、赤色のLEDをそれぞれ指定された時間に点灯させるプログラムの全体像は以下のようになります。
int bluePin = 9;
int yellowPin = 10;
int redPin = 11;
void setup() {
pinMode(bluePin, OUTPUT);
pinMode(yellowPin, OUTPUT);
pinMode(redPin, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(bluePin, HIGH); // 青色点灯
delay(15000); // 15秒待機
digitalWrite(bluePin, LOW); // 青色消灯
digitalWrite(yellowPin, HIGH); // 黄色点灯
delay(5000); // 5秒待機
digitalWrite(yellowPin, LOW); // 黄色消灯
digitalWrite(redPin, HIGH); // 赤色点灯
delay(15000); // 15秒待機
digitalWrite(redPin, LOW); // 赤色消灯
}
まとめ
オーロラクロックなどのLED制御を用いたプログラムで、青色15秒、黄色5秒、赤色15秒の点灯を順に実現する方法について説明しました。これにより、LEDを使った色の切り替えや、タイマーを活用した時間制御を簡単に行うことができます。このプログラムを基に、さらに複雑なタイミング制御を追加することが可能です。
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