iMacの写真アプリで、USBを誤って抜いたことによるエラーが発生し、新たに写真が読み込めなくなったり、FirstAidで修復ができなくなった場合、いくつかの手順で解決することができます。この記事では、これらの問題に対する対処法を解説します。
エラーの原因と影響
写真ライブラリのコピー中にUSBを抜いてしまうと、データの一部が不完全にコピーされてしまい、アプリでエラーが発生することがあります。この場合、写真アプリが「他で読み込み中だから読み込めません」といったエラーを表示することがあります。また、FirstAidでSSDを修復しようとすると、「他で使用中だからマウント解除できません」というエラーが表示されることもあります。
これらのエラーは、ファイルが完全に処理されていないか、USBの抜き差しでファイルシステムが不安定になったことが原因と考えられます。
対処法1:USBドライブを正しくマウント解除する
まず、USBドライブが正しくマウント解除されていることを確認します。USBを無理に抜いた場合、ファイルシステムが不完全な状態で残ることがあります。macOSの「ディスクユーティリティ」を開き、問題のあるドライブを選択して、手動でマウント解除を試みてください。
それでも解除できない場合は、Macを再起動し、再度マウント解除を試みることをお勧めします。再起動により、システムがリセットされ、ロックが解除されることがあります。
対処法2:写真アプリを再起動し、ライブラリを修復する
写真アプリを強制終了して再起動し、再度写真ライブラリにアクセスしてみてください。それでもエラーが発生する場合、macOSの「ディスクユーティリティ」を使って、写真ライブラリが保存されているディスクを修復します。
「ディスクユーティリティ」を使って、「FirstAid」機能を利用することで、ファイルシステムのエラーを修正できる場合があります。ただし、ディスクの修復中に他のアプリが使用中の場合、エラーが解消されないことがありますので、全てのアプリを終了させてから再試行してください。
対処法3:写真ライブラリを手動で修復
写真アプリのライブラリに問題が発生している場合、手動でライブラリを修復する方法があります。写真アプリを起動しながら、Optionキーを押して起動します。この方法で、「ライブラリの修復」オプションが表示されるので、修復を実行してみてください。
この操作を行うことで、ライブラリ内の不整合が修復され、エラーが解消されることがあります。
まとめ
iMacの写真アプリでUSBを抜いた後に発生するエラーは、ファイルシステムの不安定化が原因です。まずは、USBドライブの正しいマウント解除や、ディスクユーティリティを使用した修復を試みましょう。それでも解決しない場合は、写真アプリを再起動し、ライブラリの修復を行うことで問題を解決できることがあります。上記の対処法で解決できる場合が多いため、順番に試してみてください。


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