Photoshopでラスタライズ時に楕円形の中が赤くなる問題を解決する方法

Photoshop

Photoshopで塗りなしの楕円形を作成し、レイヤーをラスタライズした際に、楕円形の中が赤くなってしまうことがあります。この問題の原因と解決方法を詳しく解説します。

ラスタライズとは?

Photoshopにおける「ラスタライズ」とは、ベクターレイヤーやシェイプをピクセルベースの画像に変換する作業です。これにより、シェイプやパスが編集不可能な画像データとして扱われるようになります。しかし、ラスタライズ後に楕円形の中が赤くなる場合、何か設定に問題がある可能性があります。

楕円形が赤くなる原因

塗りなしの楕円形を作成した場合、Photoshopはデフォルトでそのパスに対して「線」を持たせます。この線に色が設定されている場合、ラスタライズ後にもその色が適用され、楕円形の中に赤い色が表示されることがあります。

解決方法:塗りの設定を確認する

問題を解決するためには、楕円形のレイヤーをラスタライズする前に、塗りや線の設定を確認する必要があります。

まず、レイヤーパネルで楕円形のレイヤーを選択し、塗りが設定されていないか確認してください。塗りが設定されている場合は、それを削除または「透明」に設定します。また、線が設定されている場合は線の色を無色に変更します。これにより、ラスタライズ後に楕円形の中に赤く色がつく問題を回避できます。

透明な背景を使用する

もし背景が不要で透明にしたい場合は、楕円形を作成する際に背景の色を設定しないようにしましょう。こうすることで、ラスタライズ後も透明な状態で画像を保存できます。

まとめ

Photoshopで楕円形の中が赤くなる問題は、塗りや線の設定が原因であることが多いです。塗りなしの楕円形を作成した場合、ラスタライズ前に塗りや線を適切に設定することで、問題を解決できます。これを実践することで、望まない色の表示を防ぎ、意図通りのデザインを作成できます。

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