Windows 11でインターネットに接続できているのに検索ができないという問題に直面している方へ。これにはさまざまな原因が考えられますが、特にMicrosoft EdgeやGoogle Chromeで発生する場合、いくつかの対処法を試すことで解決できることが多いです。この記事では、具体的な解決方法を紹介します。
1. キャッシュとクッキーの削除
まず最初に試してほしいのは、ブラウザのキャッシュとクッキーの削除です。これらは時にブラウザの動作を妨げ、ページが正常に表示されない原因となることがあります。ブラウザの設定から「履歴」を選び、「キャッシュされた画像とファイル」や「クッキー」を削除してみてください。
これを行った後、ブラウザを再起動し、再度検索を試みてください。
2. DNS設定の確認と変更
次に、DNS設定を確認しましょう。DNSはインターネットのドメイン名をIPアドレスに変換する役割を持っており、問題が生じるとページが表示されないことがあります。DNSをGoogleの公開DNS(8.8.8.8、8.8.4.4)に変更することで、問題が解決する場合があります。
DNS設定を変更する方法は、「コントロールパネル」>「ネットワークとインターネット」>「ネットワーク接続」から、「プロパティ」を開き、IPv4の設定を変更します。
3. セキュリティ設定の確認
ブラウザやWindowsのセキュリティ設定が原因で、特定のページにアクセスできない場合があります。「セキュリティで保護されていません」というエラーメッセージが表示された場合、セキュリティソフトやファイアウォール設定を見直すことが必要です。セキュリティソフトが特定の接続をブロックしていないか確認してください。
また、Edgeの設定で「セキュリティ機能」をオフにして、再度確認することも有効です。
4. プロキシ設定の確認
プロキシサーバーを使用している場合、設定が不正確だとインターネットへの接続に問題が生じることがあります。設定を確認して、不必要なプロキシが有効になっていないかをチェックしましょう。
プロキシ設定の確認は、「設定」>「ネットワークとインターネット」>「プロキシ設定」で確認できます。プロキシサーバーを無効にすることで、インターネット接続が正常になることがあります。
5. インターネットのリセット
もしこれらの方法を試しても解決しない場合、インターネット設定をリセットすることも有効です。Windowsの「ネットワークのリセット」を使用すると、ネットワーク設定を初期状態に戻すことができます。
これには、「設定」>「ネットワークとインターネット」>「状態」から「ネットワークのリセット」を選び、PCを再起動します。
6. まとめ
インターネットが繋がっているのに検索ができない問題は、キャッシュのクリア、DNS設定、セキュリティ設定など、複数の方法で解決できる可能性があります。上記の対処法を試してみてください。それでも解決しない場合は、PCのOSやブラウザのアップデートを確認したり、専門家に相談することをお勧めします。


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